1.膝の上に乗る、体にもたれ掛かる
飼い主さんが座ってくつろいでいる時などに、愛犬が近寄ってきて膝の上に乗ったり、体を預けるようにもたれかかってきたりすることはありませんか?
愛犬のぬくもりを感じるとともに、甘えてきている様子に愛らしさも感じるのではないでしょうか。
このような仕草を見せる時は、大好きな飼い主さんのそばにいたい、甘えたいと思っていると考えられます。
また、スキンシップを求めている場合もあるので、ぜひたっぷり可愛がってあげてくださいね。
ただし、膝の上から下ろそうとすると唸るような様子が見られたら、わがままになってきている可能性があるので注意しましょう。
このような場合は、愛犬が求めるままになでたり膝に乗せたりしないようにして、飼い主さんのペースでスキンシップを行うなどして関係性のバランスを取りましょう。
2.上目づかいで見つめる
ふと愛犬の方を見たら、上目遣いでじっと飼い主さんのことを見つめているということもあると思います。
単純に飼い主さんの行動に興味があって観察していることもありますが、ジーッと長く見つめている時は何か伝えたいことや要求したいことがあるのかもしれません。
また、目をジッと見つめていると飼い主さんがなでてくれたり、おやつをくれたりした経験があり、それを待っていることも考えられます。
特に、飼い主さんが何かを食べている時に、そばに座って見つめるということがよくあると思います。
これは「ちょうだい♡」のアピールなので要注意!可愛さのあまり、ついついおすそわけしたくなってしまいますが、これを覚えるとクセになってしまいます。
そのため肥満の原因になることもあるので、甘やかしすぎないように気をつけてください。
3.首をかしげる
話しかけたり、見つめたりすると犬が首をかしげるような仕草をすることがあります。
「なあに?」とでも言っているような可愛らしい仕草で、ついつい微笑ましい気持ちになりますよね。
このような仕草は、飼い主さんが言っていることや状況に興味を持っていて、理解しようとしている時に見られます。
特に、散歩やおやつ、ご飯など犬が好きな言葉が飼い主さんから発せられた時などに「本当?」「くれるの?」などという気持ちで首をかしげて様子を伺っているのでしょう。
ただし、このような様子が状況に関係なく頻繁に見られる時は、耳に違和感があるなど病気やトラブルの兆候の可能性もあるので注意してください。
首をかしげる頻度や状況のほか、全身の状態も異常がないか確認するようにしましょう。
4.前足でタッチする
飼い主さんがテレビや本を見ていたり、スマホをいじっている時などに、犬が近くにやってきて前足でチョンとタッチしてくることはありませんか?
やや控えめにチョイチョイと触ってくる仕草はとても可愛く、つい「どうしたの?」と声をかけたくなりますよね。
犬がこうした仕草を見せる時は、飼い主さんに伝えたいことがあると考えられます。
特に犬に注目していない場合、「自分の方を見て」「かまって」という気持ちから自分の存在をアピールするためにタッチして合図してくるのです。
「ご飯はまだ?」「外にトイレに行きたい」などどうしても伝えたいことがある時には、頻繁にタッチしてきたり、口で服を引っ張って誘導したりすることもあります。
まとめ
犬は飼い主さんに対してさまざまな愛らしい仕草を見せてくれますよね。
そのような様子を見て、ますます愛情が深まることもあると思いますし、スキンシップやコミュニケーションのきっかけになることもあるでしょう。
犬が可愛い仕草を見せる理由は色々とありますが、その仕草を見せることで飼い主さんが喜ぶことを知っていて、笑顔を見るためにしているとも言われています。
そう考えると、より一層愛犬に対する愛しさがふくらみますよね。