アメリカの学習用アプリの会社がカウンセラー候補の犬を募集中

アメリカの学習用アプリの会社がカウンセラー候補の犬を募集中

アメリカの学習用アプリの会社がユーザーのカウンセラーとなってくれる犬を募集しています。計画の甘さが気になる感じのニュースをご紹介します。

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数学の学習用アプリがチーフカウンセラーの求犬を開始

黒板の前のビーグルと犬の算数

アメリカを代表する教育アプリの1つに『Photomath(フォトマス)』という数学アプリがあります。

スマホやタブレットのカメラで印刷されたものや、手書きの数学の問題をスキャンすると、簡単でわかりやすいステップに分けて理解しながら問題を解いて行くというものです。日本でも購入できるので、使っている方もいるかと思います。

そのPhotomathが「アメリカで一番可愛くてフレンドリーでスキンシップが好きな犬」に同社のチーフ犬カウンセラーという役職を提供したいと、求人ならぬ求犬をかけています。

病院や学校ではなくアプリの会社が犬をカウンセラーとして雇うとは、いったいどんな仕事を任そうとしているのでしょうか?

チーフ犬カウンセラーの仕事とは?

広げた本の前に座るシュナウザー

チーフ犬カウンセラーに求められるのは「生徒の不安を落ち着かせるプロであること」と「数学の問題に悩まされたり、勉強のストレスで泣きたくなっている生徒を助けること」。つまり学生を対象にしたセラピードッグです。

具体的には、犬と飼い主がアメリカ国内の様々な高校や大学を訪れて、学業に苦労している学生たちのストレスを緩和するというものです。

報酬は雇用された犬の飼い主に対して、2年または4年の認定校に適用される5,000ドルの奨学金だそうです。

現在募集しているのは1匹だけだそうですが、このプロジェクトが成功した場合にはさらに追加の求犬を行うことも積極的に考えるとのことです。

チーフ犬カウンセラーになるための要件とは?

キャンパスで犬を囲む学生たち

さて、この役職に求められる職務要件はどのようなものなのでしょうか?同社の求犬応募ページには次のようなことが書かれています。

  • 学生を癒すための証拠を提示してください(画像とビデオを送ることをお勧めします!)
  • 「おすわり」や「伏せ」のコマンドができること
  • 学生を癒すため少なくとも週に3.14時間の勤務(数学アプリの会社らしい数字遊びです)

応募するには、犬がチーフカウンセラーとして雇われるべき理由と、飼い主が奨学金に値する理由とそれをどのように使用する予定かを、それぞれ300語以内の文章にして応募アプリケーションと一緒に提出必要があります。

おわりに

仕事中のベストを着けた犬たち

数学学習アプリのPhotomathが、学生のストレスを緩和するための犬カウンセラー(セラピードッグ)を一般募集しているという話題をご紹介しました。

同社の公式サイトでの募集を見ると、セラピードッグについても、犬についても分かっていないなという印象を持ちます。実際に犬が選ばれた後でもいいので、計画の無理に気づいて犬に負担がかかることは避ける方向になればと思います。

学びたい学生への奨学金というのは素晴らしいことなので、犬はイメージマスコットで画像を使う程度に留めるか、正式に訓練されたセラピードッグの支援などに方向転換したという続報を楽しみに待ちたいと思います。

《参考URL》
https://www.newsweek.com/photomath-therapy-dog-study-chief-canine-counselor-competition-1641139
https://careers.photomath.com/jobs/photomath-chief-canine-counselor-oLG

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