犬にやってはいけない『優しすぎるNG行為』4選

犬にやってはいけない『優しすぎるNG行為』4選

一見、犬のことを可愛がり大切にしているように見える行動でも、結果的に犬にとって大きな負担となってしまうことがあります。ここでは、飼い主さんの過度な優しさや愛情から起こりがちなNG行為を紹介しますので、ぜひチェックしておきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.欲しがるだけ食べものを与える

アイスを食べている犬

多くの犬は食べることが大好きで、特におやつや飼い主さんが食べているものを欲しがる傾向があります。

おいしいものをもらって喜んでいる姿を見ると、飼い主さんもうれしくなってしまいついついたくさんあげたくなってしまいますよね。

しかし、犬が欲しがるままに食べものを与えてしまうと、当然のことながらカロリーオーバーとなって肥満を招くことになります。

肥満は万病のもとと言われる通り、さまざまな病気を引き起こす原因になりますし、足腰の関節を痛める要因にもなるのでできるだけ避けなければなりません。

また、飼い主さんの食べものをおすそ分けすることは、さらに注意が必要です。人間が食べるものは味付けがされていることから塩分や糖分が多く、犬の体に負担をかけてしまいます。

身体的なトラブルを招くだけでなく、犬の要求のままに欲しがるものを与えることで、甘やかしとなって犬がわがままになってしまうことも…。

欲しいものがもらえない時に、吠えたり飛びついたりして要求してくるようになることもあるので、節度を持って食べものの管理をしなければならないのです。

2.散歩をさせない、歩かせない

バギーに乗っている犬

犬のことを大切に思うあまり、外を散歩させないようにしている人もいるようです。

外に出るとどうしても汚れてしまうため衛生的ではないと感じて、病気を防ぐために地面を歩かせないようにと考える人もいます。

また、散歩に慣れず歩くことを嫌がる犬をすぐに抱っこしたり、カートに乗せて出かけたりすることもあまりおすすめできません。

そうした対応を取っていると、いつまでも外の刺激に慣れることができず社会性が身に付きませんし、体力や筋力も衰えてしまいます。

散歩に出てさまざまな刺激にふれることや、たっぷりと体を動かすことは犬の心身の健康にとってとても大切なことです。

それらがストレス発散にもつながるので、ぜひ愛犬のために自然の中での散歩を楽しめるようにしてあげてください。

3.しつけをしない

スリッパを噛んでいる犬

犬のしつけというと、「むずかしい」「厳しくするのはかわいそう」と感じてしまい、自由にさせてあげることを選択する人もいると思います。

しかし、人間と一緒に生活をする上で必要なマナーやルールを教えることは、犬にとってもとても大切なことなのです。

一昔前の番犬とは違い、飼い主さんと一緒に部屋の中で過ごす家庭が多く、旅行やお出かけに連れて行くことも増えてきています。

そうした生活の中で必要以上に吠えたり暴れたりせず、落ち着いていられるように教えてあげることは、犬がリラックスして過ごすためにも必要なのです。

また、いたずらや脱走など、してはいけないことを教えることで、犬を危険から守ることもできます。

犬のしつけは決して厳しく抑制するばかりではなく、飼い主さんと犬が楽しくコミュニケーションを取りながら、一緒に成長していくものです。

しつけをすることで、愛犬とのドッグライフがより一層楽しく快適なものになるということを覚えておいてください。

4.常に一緒にいる

女性に抱っこされている犬

犬たちは大好きな飼い主さんと一緒にいることに喜びを感じますし、飼い主さんも可愛い愛犬がそばにいると幸せだと思います。

いつも一緒にいたいと思うのはごく自然なことですが、片時も離れずにいるということがいいこととは限らないのです。

もちろん、一生ひと時も離れないということであれば問題はないかもしれませんが、そのような人はほとんどいないでしょう。

犬を連れて行くことができない場所や状況はありますので、突然愛犬に留守番をしてもらう必要が出てきてしまうこともあると思います。

そのような状況になった時、ひとりにされることに慣れていない犬は大きな不安を感じてしまいます。

ストレスを感じるだけでなく、パニックに陥っていたずらをしたり自傷行為をしてしまったりすることも考えられます。

過度に甘やかしすぎたり、べったり一緒にいすぎたりすると、そのようなトラブルを引き起こすことがあるので、日頃から留守番の練習をさせるようにしておくことをおすすめします。

まとめ

おでこをつける女性と犬

飼い主さんが愛犬にできる限り優しくしてあげたいと思う気持ちは、とても素敵なものだと思います。

大切に思うからこそ、愛犬が喜ぶ様子が見たいと感じるものですし、嫌な思いはして欲しくないと願うものですよね。

しかし、愛犬が望むままにすべての要求に応えたり、外部の刺激から守ろうとしたりすることで、逆に愛犬の心身に負担をかけてしまうこともあるということを知っておいてください。

愛犬の健康と楽しい毎日を願うのであれば、過保護になりすぎず、適度な距離感で接することが大切なのです。

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