犬がおもちゃを壊してしまう理由4選
愛犬が楽しく遊んでくれると思っていたのに、与えたおもちゃをすぐに破壊されてしまうとガッカリしませんか?
壊すのはおもちゃに留まらず、家虫の物をボロボロにしてしまうこともあるでしょう。
でも、犬が上手におもちゃで遊べないのにはいくつかの原因があります。
こちらでご紹介する『犬がおもちゃを壊してしまう理由4選』を参考にして、今後の対策にぜひ活かしてください。
1.歯がむず痒いから
おもちゃを壊すのが子犬であれば、それは「仕方ない」のひと言で片付けられるものです。
子犬は歯の生え変わり期に入ると口の中がむず痒くなるため、目についた物を噛んでしまいます。
1日中ガブガブ噛んでしまうため、耐性のないおもちゃはすぐにボロボロになるでしょう。
乳歯が抜けてしまい、おもちゃに血が付くこともあります。やんちゃでいたずら好きの子犬には、強度の高い犬用おもちゃを与えるのが適切です。
歯磨き効果のある犬用おもちゃも多数見つかるので、噛んでも壊れない物をチェックしてみましょう。
2.ストレス発散している
犬は不安から逃れたい時や、退屈しのぎのために「噛む」という行動を取ることがあります。
ガブガブおもちゃを噛んで壊してしまうのは、もしかするとストレス発散のためかもしれません。
留守番が続いている、忙しくて愛犬の相手ができない、環境に変化があったなど思い当たる点はないでしょうか?
急におもちゃを破壊するようになった場合は、まず愛犬のストレス対策を行った方がいいですね。
3.本能的に噛むから
ご存知の通り、犬には捕食動物としての本能が備わっています。おもちゃを捕らえて噛み付く、そして破壊するのは犬の本能から来る行動が関わっていると見られます。
おもちゃを口にくわえてブンブン振り回す犬を見ても、不安になることはありません。
おもちゃを追いかけて噛むという行動は、犬にとって「狩りを楽しむ」という本能的なものです。決して悪いことではなく、むしろ犬には狩りの欲求を満たせてあげてください。
ただ、おもちゃが壊れてしまうと飲み込む危険が出てくるので、その点の対策はしっかり取っていきましょう。
4.適切なおもちゃではないため
「愛犬が喜んで遊ぶはず」と思い与えたおもちゃを、遊ぶどころかすぐに壊されてしまう…。
そんな時は、犬の年齢やサイズを再確認した上でおもちゃ選びを行ってみましょう。
噛む力が強い犬には、強度の高い犬用おもちゃがおすすめです。最近では、防弾チョッキの素材を使った頑丈な犬用おもちゃも発売されています。
また、犬の口に合うサイズを選ぶことも大切です。愛犬が噛みやすいサイズを選んで、誤飲のないように注意しましょう。
犬のおもちゃを長持ちさせるための方法
せっかく買った犬のおもちゃが、一瞬で破壊されてしまうのはやっぱり避けたいですよね。
「破壊犬」にさせないために、おもちゃを長持ちさせる方法には次のようなものがあります。
- 犬の適齢に合うおもちゃを選ぶ
- 安全で丈夫なおもちゃを与える
- 破壊行動を見てもスルーする
- 遊び方をレクチャーする
- お散歩や遊ぶ時間を増やす
犬におもちゃを壊されないために、まずは適切で丈夫なおもちゃを選びましょう。
知育玩具のようなおもちゃは、犬に遊び方をレクチャーしてあげます。もしそれが本来の遊び方と違っても、おもちゃを咥えて持ってくるだけで良し!としてあげます。
また、おもちゃを壊してもスルーするのがポイントです。
「ダメ!」と叱る行為が、その犬には「おもちゃを壊す=かまってもらえる」と誤解を与える可能性も。
「飼い主さんにかまって欲しい」というしぐさが見られるのなら、お散歩や遊びに誘ってストレス発散させることに努めてみてください。
まとめ
犬がおもちゃを壊すのはよくある事なので、あまり深く悩むことはありません。
ただ、壊れたおもちゃの誤飲は危険なので決して目を離さないようにしてください。
最近は、とても頑丈で楽しく遊べる犬用おもちゃがたくさん見つかります。
ぜひ愛犬を満足させるおもちゃを見つけて、ぜひ飼い主さんも一緒に遊んでみてください!