️犬はお風呂が好き?嫌い?
SNSを見ていると、うっとりした表情でお風呂に浸かる犬の写真を目にすることがあります。
体が綺麗になりますし、犬がお風呂の気持ち良さに目覚めてくれたら、飼い主としては嬉しいですよね。
しかし、中にはお風呂嫌いの犬もいて、攻撃性が強くなり、毎回洗うのが一苦労…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お風呂に対する抵抗感は「シャワーが怖い」「水に慣れていない」など、苦手意識をもっていることがほとんどです。
アレルギーがなければ、自宅でできる炭酸泉を試してみるのもおすすめです。
️犬のお風呂の目的って?
犬をお風呂に入れる一番の目的は、被毛や皮膚についた汚れを落とし、清潔に保つことです。
犬は全身に「アポクリン腺」があります。アポクリン腺は皮脂腺と直結していて、雑菌が繁殖すると体臭が発生します。
犬の皮膚は非常に薄く、デリケートな性質があります。シャンプーの頻度は皮膚へのダメージを考慮すると、2〜3週間に1度くらいが良いとされています。
季節や皮膚の状態によっても変わってくるので、犬の体調を見ながら調整してみてください。
️お風呂拒否の行動
1.逃げ回る
お風呂に入る前から家中を逃げ回ったり、お風呂場から脱走を試みるのは、典型的な拒否行動です。
明確な理由があるというよりは、「よく分からないけど嫌だ!」という心理が働いています。
ぬるめのお湯を背中側からかけるようにして、水に対する嫌なイメージを払拭しましょう。
2.震える
臆病な性格の犬は、未知なる恐怖に怯えて震え出すことがあります。
初めてのお風呂がトラウマになると、これからずっとお風呂が嫌いになってしまうので、「濡れタオルで拭く」「シャワーの水圧を弱める」など、徐々にお風呂に慣れさせましょう。
3.暴れる
身動きがとれない状況が嫌で、手足をジタバタさせて暴れる犬もいるかもしれません。
飼い主が「暴れちゃダメ!」と叱るのは逆効果になるので、優しく声をかけて犬を安心させてあげてください。
️犬を乾かすときのコツ
シャンプー後は、自然乾燥に頼らずしっかり被毛を乾かしていますか?
濡れている被毛はキューティクルが開いた状態になり、摩擦で傷みやすくなっていて、毛質が悪くなります。
また、生乾きを放っておくと、悪臭や皮膚炎の原因になります。ドライヤーで乾かし、フンワリした被毛に仕上げましょう。
- Step1:犬が何度か体をブルブル振るのを待つ
- Step2:タオルドライで水気を拭き取る
- Step3:ドライヤーを温風にして乾かす
- Step4:ドライヤーを冷風にして乾かす
ドライヤーは、犬の体から20〜30cm程離して使いましょう。
ドライヤーを怖がるときは、顔周りは避けて、弱風で背中の辺りから乾かすようにしてください。
️まとめ
犬のお風呂は短時間で終えられるように、事前準備をお願いします。
子犬の初シャンプーに適した時期は、獣医師によって見解が異なるため、ワクチン接種時に動物病院で確認しておくとよいでしょう。
頻繁に洗うのが難しいシニア犬、どうしても水が苦手な犬には、ペット用バスタブやドライシャンプーを活用してみてはいかがでしょうか?
バスタイムが愛犬にとって癒しの時間になると良いですね♡