犬を幸せにするためにやるべき『4つの飼い方』

犬を幸せにするためにやるべき『4つの飼い方』

犬の飼い主になったからには、愛犬を幸せにしてあげなくてはなりません。それはもはや、ひとつの命を預かる者としての義務です。責任を持って、愛犬が幸せな生涯を送れる飼い方をしてあげましょう。この記事では、犬を幸せにするためにやるべき飼い方についてご紹介します。

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愛犬を幸せにするためには飼い方に要注意

笑顔のラブラドール・レトリーバーと女性

縁あって家族となった愛犬には、幸せな生涯を送らせてあげたいですよね。それは飼い主としての願いであり、義務でもあります。

愛犬を幸せにするためには、たっぷりの愛情を注ぐとともに飼い方に注意をしなくてはなりません。飼い方次第で、愛犬は幸にも不幸にもなりうるのです。では愛犬を幸せにするためには、どのような飼い方をするべきなのでしょうか?

犬を幸せにするためにやるべき飼い方は?

引っ張りっこをするボーダー・コリー

1.安全で快適な住環境を用意する

犬が幸せに暮らしていく上で、住環境はとても重要です。住環境が安全で快適でなければ、ケガや事故に繋がったり、ストレスを感じながらの毎日を送ることになったりしてしまいます。

例えば

  • 快適な温湿度をキープする(夏場は26℃前後、冬場は20℃前後、湿度は50%前後が目安)
  • 危険な場所には入れないように柵やゲートを設置する
  • フローリングの床には滑り止め対策をする(毛足の短いカーペットを敷く、滑り止めワックスをするなど)
  • 電気コードやケーブルにはカバーをする
  • 誤飲の危険のあるものは片付ける
  • トイレと寝床は離す(老犬は、近いほうがいい場合も)
  • クレートなど犬専用の落ち着ける場所を用意する

など、愛犬が安全で快適に過ごせるように住環境を整えましょう。

2.健康管理をする

健康で長生きできることは、犬にとって幸せなことでしょう。そして愛犬と長く暮らせることは、飼い主さんにとっても幸せなことですね。お互いの幸せのために、愛犬の健康管理は欠かせません。

年に1回の狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種、そして定期的なノミ、マダニ、フィラリアの予防薬の投与で、愛犬を感染症や寄生虫から守りましょう。また、日々の健康チェックと定期的な健康診断によって、病気の早期発見に繋げていくことも大切です。

歯磨きやシャンプー、爪切り、耳掃除、肛門腺絞りなどのお手入れも怠ると健康に悪影響を及ぼします。健康管理の一環として、適切に行いましょう。

特に歯磨きは大事で、歯磨きを行わずにいると歯周病になり、歯周病の細菌が血管に入ってしまうと心臓病や腎臓病、肝臓病などを引き起こすことがあります。犬は歯垢が歯石になるスピードが速いため、毎日の歯磨きが理想的です。最低でも3日に1度は行うようにしましょう。

3.しつけをする

犬が人と幸せに暮らしていくためには、しつけが必要です。犬のしつけとは簡単に言うと、犬に人間社会のルールやマナーを教えること。しつけをされた犬は、周囲に迷惑をかけることなく人間社会の中で快適に、そして幸せに暮らしていくことができます。

最低限のしつけとして、決めた場所で排泄できるようにすることと『オスワリ』『フセ』『マテ』『オイデ』の指示に従えるようにすることが求められます。またむやみに吠えてはいけないことや、人に飛びついたり噛みついたりしてはいけないことも教えなくてはいけません。

しつけには飼い主さんの時間と労力が必要になりますが、愛犬の幸せのために根気よく教えていきましょう。

4.毎日愛犬との時間を作る

子犬の頃は手がかかるので、必然的にコミュニケーションやスキンシップが多くなるものですが、成犬になると愛犬と接する時間が少なくなってしまいがちです。

でも犬は、何歳になっても飼い主さんとのコミュニケーションやスキンシップを求め、それらが不足するとストレスになります。どんなに忙しくても、毎日できる限り愛犬との時間を作り、愛犬の心を満たしてあげましょう。それが愛犬の幸せに繋がります。

ただし構いすぎるのも犬のストレスになったり、分離不安(飼い主さんがいなくなると強い不安を感じて、問題行動や体調不良を起こすこと)を引き起こしたりしてしまうことがあるので注意が必要です。

愛犬の性格なども考慮しながら、適度な距離感を持って接するようにしましょう。

まとめ

気持ちよさそうに眠るビーグルの子犬

今回は、犬を幸せにするためにやるべき飼い方を4つご紹介しました。

犬を飼っていると大変に思うこともあるかもしれませんが、愛犬には飼い主さんが全てであり、愛犬を幸せにしてあげられるのは飼い主さんだけです。ご紹介したことを参考に、愛犬を幸せにする飼い方をしてあげてくださいね。

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