これはOK!犬に与えてもいい『発酵食品』3選
発酵食品は、犬に与えることで免疫機能を向上させたり腸内環境を整えたりと様々な栄養効果が期待できます。しかし、発酵食品には犬に与えていい食品と与えてはいけない食品があります。ここでは、犬に与えてもいい発酵食品を3つご紹介します。
1.納豆
日本人に馴染みの深い納豆は、納豆キナーゼなど納豆ならではの栄養効果を持つ万能食品として知られています。実は納豆も犬に良い効果が期待できる与えていい発酵食品の1つです。
納豆には、犬に必要なカルシウムやカリウム、鉄、ビタミンなどが豊富に含まれています。また、納豆キナーゼにより、血液がサラサラになる効果も期待できるため、健康を維持する上で積極的に摂りたい食品とされています。
犬に納豆を与える場合は、絶対にタレや醤油などは使わず、納豆だけの状態で与えてください。納豆の粘つきは、苦手な犬と好む犬に大きく分かれます。また、大豆アレルギーなどの症状が出ないよう初めは少しずつ与えるようにしてください。
犬にオススメの納豆の種類としては「ひきわり」タイプです。粒が小さく犬も消化しやすいですし、粘つきも通常の納豆より感じにくいため食べやすいですよ。
2.プレーンヨーグルト
プレーンヨーグルトも犬に与えていい発酵食品の代表格です。犬でも食べやすく、ドッグフードのトッピングとしても使いやすいので、すでに実践しているというご家庭も多いのではないでしょうか。
ヨーグルトには乳酸菌が豊富に存在していることで有名です。これは犬にも良い影響を与え、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。他にもカルシウムやビタミンも多く含まれているため、栄養価を補うことも可能です。
ただし、ヨーグルトは乳酸菌が含まれていることもあり、与えすぎると下痢や腹痛を引き起こす恐れがあります。毎日スプーン1杯程度に止めるようにしましょう。
また、ヨーグルトを与える際は、砂糖が加えられているものやジャムなど味付きのヨーグルトは避けてください。肥満の原因となります。
3.ナチュラルチーズ
チーズの中でも ナチュラルチーズは犬に与えてもいい食品として知られています。ナチュラルチーズの中でも、カッテージチーズやモッツァレラチーズ、リコッタチーズは塩分や脂肪分が少ないので、犬も食べやすいでしょう。
これらのナチュラルチーズには、カルシウムが乳酸菌、ビタミンAなどが豊富に含まれているため、犬の健康維持に効果が期待できます。
チーズは嗜好性も高いので、食欲が低下している犬にも最適です。ドッグフードのトッピングにするとドッグフードも一緒に食べてくれるでしょう。
ただし、チーズによるアレルギー症状が心配されるので、最初は少量ずつ与えて様子をみてください。また、チーズは与えすぎると肥満になったり、腎臓や心臓などの臓器に負担をかける恐れがあるため、1日に与える量はスプーン1杯程度で抑えてください。これはあくまでも目安ですので、体調や体重を確認しながら減らしましょう。通院治療中の場合は与える前に獣医師に相談してください。
これはダメ!犬に与えてはいけない『発酵食品』
ここまで犬に与えていい発酵食品をご紹介しました。チーズや納豆、ヨーグルトなどは、犬にとっても栄養効果が期待できます。しかし、以下の食品は塩分が多いことや辛味成分が含まれていることなどから、与えてはいけないと注意喚起されています。
- キムチ
- 味噌
- 醤油
- アルコール類
- 漬物
- 加糖(味付き)ヨーグルト
これらの発酵食品は、犬に悪影響を与える恐れがあるため、与えないよう注意してください。少量でも中毒症状や肥満の原因になるリスクが高いです。
まとめ
いかがでしたか。発酵食品の中には、毎日少しずつ積極的に摂りたい食品が多くあります。ぜひ今後愛犬の食事のトッピングなどに活用してみてくださいね!