️甘えん坊犬の「あるある」行動
「甘えん坊犬」と聞いて、私が真っ先に頭に思い浮かぶのはトイ・プードルとチワワです。愛くるしく甘える姿は、まるで子犬のようにも見えませんか?
自覚があるか定かではないですが、甘えん坊犬は、どうしたら飼い主が自分に構ってくれるのか分かっているような印象を受けます。
- 飼い主にくっつきたがる
- 膝の上に乗る
- 顔をペロペロ舐める
- 前足を乗せる
- おなかを見せる
上記は甘えているときに見せる仕草の具体例です。
皆さんの愛犬に当てはまる仕草はありますか?
️犬が異常に甘えるときの心理は?
1.不安を拭い去りたい
雷や花火に反応する犬は多く、大きな音と光に驚いて恐怖を感じるのは珍しいことではありません。
おなかに直接響くような重低音に対して、動悸がして冷や汗が出たり震えが止まらなくなる人もいる程なので、犬が怖がるのも無理はないでしょう。
不安な気持ちを鎮めるには、飼い主の存在が不可欠になってきます。飼い主のそばは犬が最も安心できる場所です。背中をトントンしたり声をかけたりしながら、犬の不安を取り除いてあげてください。
2.孤独感が強い
犬は群れで暮らす習性があり、現代においても、飼い主と一緒にいることで孤独を感じずに過ごしています。
しかし、飼い主が学校・仕事に行っている間は、寂しさと心細さから孤独感が強くなります。
大好きな飼い主にスリスリするときは、安心感を得ようとして身を委ねているのでしょう。
3.ヤキモチを妬いている
メス犬にありがちなのは、ヤキモチによる甘えです。飼い主の愛情を独占し、ひとりっこ慣れしていると、常に家族の中心にいたがる傾向が見られます。
多頭飼いや家族構成の変化が生じると、あからさまに不機嫌になることもあるようです。
自分に注意を向けさせようとする甘えの延長線上に、可愛いおねだり術を持ち合わせているため、一歩間違うとワガママな性格に育ちます。
️老犬の甘えは不調のサイン…?
犬は高齢になると嗅覚・視力・聴力の衰えから不安感が増し、飼い主に甘えたい気持ちが強くなります。
「赤ちゃん返り」とも呼ばれる老犬の甘えには、どんな行動があると思いますか?
- 飼い主の後ろをついて歩く
- 周囲に誰もいなくなるとクゥーンと鳴く
- 飼い主と一緒に寝たがる
実はこれらの行動、体の不調を訴えるサインかもしれません。ただの甘えではなく、痛みを感じている可能性が考えられます。
年齢とともに各臓器の機能や免疫力が落ちるため、病気にかかるリスクが高まります。半年に1度は血液検査を受けるようにしましょう。
️犬の「鳴き声」には要注意!
犬にとって、鳴き声は意思伝達の手段になっています。突然悲鳴のような鳴き声が聞こえたら、「怖い」「痛い」といった感情を飼い主に伝えようとしている可能性があります。
「キャン!」「ギャン!」という鳴き声は、神経痛による痛みであることが多いようです。食欲不振や歩き方の異常がある場合には、すぐに病院に行くようにしてください。
️まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬は嫌いな相手に対して甘えることはしないはずなので、無防備な姿をさらけ出して甘えてくれるのは飼い主としては喜ばしい限りですよね。
年齢を重ねても尚甘えてくれるなんて、犬という動物はとても愛しい存在だと感じずにはいられません。
毎日幸せな1日を過ごせるように、愛犬にたっぷり愛情を注いで育てていきたいですね!