愛犬が一緒に寝てくれない時の心理
1.不快な感じがする
環境を不快に感じる時、愛犬は一緒に寝てくれません。とくに室内の温度と湿度を管理することは犬が快適に過ごすために重要なポイントです。
暑すぎても寝てくれませんし、寒すぎてもダメです。湿度が高い室内は犬が不快に感じやすいです。
犬が快適に寝ることができる温度は22℃前後、湿度は50%を目安にするとよいとされています。犬種によっても違いますし、犬それぞれに快適な温度と湿度は違います。
急に一緒に寝てくれなくなった時は、室内の温度と湿度を確認してみてください。
2.ベッドや布団の寝心地が悪い
ベッドや布団が気に入らなくて一緒に寝てくれないことがあります。硬めの布団を好む犬もいますし、柔らかめの布団を好む犬もいます。
夏用から冬用に変えた時、洗濯したばかりの時など「いつもと違う!」と気に入ってくれなくなりやすいです。
布団カバーを変えただけなのに一緒に寝てくれない時は、愛犬が使っているブランケットを置いてみてください。自分のにおいが染みついたブランケットが一枚あるだけでも安心して一緒に寝てくれることがあります。
3.飼い主が眠りの邪魔をする
飼い主が愛犬の眠りを邪魔するため一緒に寝てくれないことがあります。イビキがうるさい、寝返りを打つ回数が多い、寝言が多いなどです。イビキのせいでなかなか寝付けないのかもしれませんし、寝言にびっくりして起きてしまうのかもしれません。
たった一度の嫌な出来事が一緒に寝てくれない理由になることもありますし、何度も繰り返されたことで「二度と一緒に寝るもんか!」となってしまうこともあります。
4.機嫌が悪い
機嫌が悪い時、飼い主と距離を置きたくて一緒に寝てくれないことがあります。雨でお散歩に連れて行ってもらえなかったこと、お留守番が長くてストレスが溜まっていること、理不尽に叱られたことなどが理由になりやすいです。
愛犬の機嫌が悪い時は構わずそっとしておきましょう。寝室のドアは開けっ放しにしておいてあげてください。ふと夜中に目が覚めた時、横で眠っていることがあります。
5.独立心が強い
独立心が強い犬は一緒に寝てくれないことがあります。日本犬に多い特徴で、とくに柴犬は独立心が強い性格の犬が多いとされています。専用スペースとして与えられたケージの中で寝る、飼い主の寝室に置かれた自分のベッドで寝るなどします。
飼い主のベッドで一緒に寝てほしいのであれば、「ここが寝る場所だよ」と教えてあげるとよいです。独立心の強さから、どんなに教えても寝てくれない犬もいます。無理強いはせず、愛犬の性格や気持ちを尊重してあげてください。
6.ベッドに乗っちゃいけないと言われた
ケガや事故を防止するため、ベッドやソファーの上り下りを禁止することがありますよね。「勝手にベッドに乗ってはいけない」としつけたのではないでしょうか。そうすると、飼い主のベッドでは一緒に寝てくれなくなることがあります。
犬からすると「だってベッドに乗っちゃいけないって言ったじゃない!」という感じです。ベッドに階段やスロープを設置し、初めから「必ずこれを使って上り下りしてね」と教えてあげるとよいと思います。
まとめ
愛犬が一緒に寝てくれない時の心理を6つ解説しました。
- 不快な感じがする
- ベッドや布団の寝心地が悪い
- 飼い主が眠りの邪魔をする
- 機嫌が悪い
- 独立心が強い
- ベッドに乗っちゃいけないと言われた
犬にも夜更かしをしたい日があるのかもしれません。声をかけても一緒に寝てくれない時は放っておきましょう。
一緒に寝たくなったらそっと布団の中に入って来ます。寝室のドアは開けておいてあげてください。