子犬にとって絶対NGなおやつ
1.ヨーグルト
子犬におやつとしてヨーグルトを与えるのはNGです。
腸内環境によいイメージがあるかもしれませんが、子犬に与えると下痢やアレルギーの原因になることもあります。成犬でも下痢や嘔吐の原因になることがあります。
乳製品をおやつとして与えたい時は、子犬用のミルクを与えるのがおすすめです。
2.野菜
子犬におやつとして野菜を与えるのはNGです。ドッグフードにトッピングとして加えるのもNGです。
とくに生野菜はほとんど消化することができず、下痢や嘔吐を繰り返す原因になってしまいます。
どうしても子犬に野菜を与えなければならないということは絶対にありません。
ドッグフードから必要な栄養素を全て摂ることができるよう、ドッグフードを見直すことをおすすめします。
3.硬い犬用のおやつ
生後6カ月以下の子犬に硬い犬用のおやつを与えるのはNGです。
内臓が成熟していないため、ジャーキーやガムなどの硬いおやつを食べると消化しきれず内臓に詰まらせてしまう恐れがあります。
あまり噛まずに飲み込んでしまった場合には内臓の粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。
子犬によっては噛む力が強い犬もいますが、小さな子犬でも簡単に噛み砕くことができる硬さのおやつを与えるようにしましょう。「子犬用」「生後○から」と表示されているものを選ぶと安心です。
4.煮干し
子犬に煮干しをおやつとして与えるのはNGです。塩分やマグネシウムを多く含んでいるためです。
塩分過多になりやすく、マグネシウムは結石の原因になる恐れのある栄養素です。
塩分もマグネシウムも必要量の全てをドッグフードから摂ることができるため、おやつとして与えると、どうしても摂り過ぎになってしまいます。
今すぐに影響が出るわけではありませんが、煮干しをおやつとして食べ続けたことによる将来的な健康面に悪影響を及ぼす恐れがあります。
5.生肉
子犬に生肉をおやつとして与えるのはNGです。
生肉には雑菌が大量に繁殖している可能性が非常に高いです。下痢や嘔吐の原因になります。
今は雑食ですが、犬はもともと肉食ですし、動物性たんぱく質を多く必要とすることから肉を与えることが悪いわけではありません。
子犬のうちはしっかり火を通してから与えるようにしましょう。成犬であっても生肉でお腹を壊してしまうことがあります。
子犬におやつを与えることの必要性
しつけのために子犬におやつを与えることはよくあります。
ご褒美としておやつを与えることで早く覚えることができたり、飼い主に忠実に従うことができたり、しつけを楽しいと感じられるなどのメリットがあります。
飼主にとってもコミュニケーションがとれる、飼い主も楽しいなどのメリットもあります。
一方で、おやつがなければ飼い主に従わなくなる、肥満になる、ごはんを食べなくなるなどのデメリットもあります。与えるタイミングや与える量には十分に注意しましょう。
手でちぎって与えられるおやつ
しつけのためのおやつであれば、手でちぎって与えられるおやつがおすすめです。1回に与える量を少なく調整することができますし、与えすぎや肥満を防ぐことができます。
嗜好性の低いおやつ
ニオイが少ない、味が薄いなどの嗜好性の低いおやつはしつけに活用しやすいです。犬がしつけに集中しやすいためです。
ニオイが強く味が濃いとおやつにばかり気を取られてしまい、しつけが進まなくなってしまいやすいです。
まとめ
子犬にとって絶対NGなおやつを5つ解説しました。
- ヨーグルト
- 野菜
- 硬い犬用のおやつ
- 煮干し
- 生肉
生後3カ月以上の子犬のおやつにはボーロがおすすめです。子犬用もありますし、低カロリーもあります。
かるく噛むだけで砕けますし、唾液にも簡単に溶けてしまいます。