愛犬はおしっこし過ぎてない?犬の一日の適正なおしっこの回数とは

愛犬はおしっこし過ぎてない?犬の一日の適正なおしっこの回数とは

愛犬が1日におしっこをし過ぎていると感じることはありませんか。おしっこの回数は犬によって個体差が大きいため、一概に断言することは難しいですが、明らかにおしっこの回数が多いと感じる場合は、病気が疑われるので要注意です。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬のおしっこ回数は適正?

トイレシーツの上でおしっこした子犬

皆さんの愛犬は、毎日どのくらいのおしっこをしていますか。多頭飼いしていないご家庭では、どのくらいの量が適正なのか比べる対象がいないため、愛犬のおしっこ量が適正かどうかわかりにくいですよね。

おしっこの回数や量は犬によって差が大きいため、一概に「これくらいの量が適正です」と断言するのは難しいです。しかし、あまりにもおしっこの量が多い場合、多飲多尿である可能性があり何らかの病気が関わっている疑いがあります。

このようにおしっこの回数や量によって、現在の体の状態などを知る手がかりにもなるため、毎日愛犬がどのくらいの回数、そして量のおしっこをしているか観察しておきましょう。

犬の一般的なおしっこの回数・量は?

芝生の上でおしっこをする犬

「この量が正常です」と断言することは難しいですが、一般的に犬の平均的なおしっこ回数や量はリサーチされています。ここでは一般的なおしっこの回数や量をご紹介するので、愛犬と比べてみてください。

1.犬の平均的な1日のおしっこ回数は3〜5回

まず、平均的な1日のおしっこ回数ですが、一般的に1日3〜5回ほどおしっこをする犬が多いようです。これは室内で飼われている犬のデータを基にしており、室内に設置されているトイレと散歩中の排泄を合わせた回数です。

しかし、子犬の場合は膀胱におしっこをためておく機能が未発達なので、1日10回以上排泄してしまう子も多いです。また、筋力が弱まるシニア期にも、おしっこの回数が多くなる傾向にあります。

もしもあまりにも平均的な回数を超えている場合は、愛犬の水を飲む量や水分摂取量を見直してみると良いでしょう。

2.適正のおしっこ量は犬の体重1kgあたり25~40ml

体重計を見るゴールデンレトリバー

正常な犬のおしっこ量は体格にもよりますが、犬の体重1kgあたり25~40mlと言われています。そのため、5kgほどの小型犬であれば1日125~200ml程度、10kgほどの中型犬であれば1日250~400ml程度となります。

なかなか犬の1日に排泄したおしっこ量を調べることは難しいですが、「なんとなくこれくらいかな?」という目安となれば幸いです。

この適正のおしっこ量と回数の両方を考慮して、愛犬の1日のおしっこ量が適正であるかどうかを見直してみると良いでしょう。

3.犬によって個体差が大きい…普段の量と比べることが重要

ここまでにもなんどもお話ししてきましたが、ここで紹介した平均的な回数や適正量はあくまで一般的なデータです。犬によって1日のおしっこ量には大きく差があるため、一概にこうでなければいけないと断言するものではありません。

最も重要なポイントは「愛犬のおしっこ量が普段と変わりないか」です。愛犬のおしっこ量が通常より多い場合でも、以前よりずっと同じくらいの量を毎日排泄している場合は、その子にとって、その量が適正である可能性が高いです。

反対に今までおしっこの量が平均だったのに急激に量が増えたり、あるいは今までたくさんしていたおしっこの量が急激に減ってしまったりする場合は、なんらかの影響が関係していると考えられます。注意して様子を観察してください。

もしもおしっこの回数が多い場合は病院に相談を

獣医師と犬

もしもおしっこの回数や量が明らかに多い場合は、多飲多尿による症状が疑われます。多飲多尿は体の機能に異常が起こることで水分を欲し、多く水を飲んでしまうために多尿になる症状です。

この多飲多尿が症状として現れる代表的な病気は以下の通りです。

  • 腎臓病
  • 糖尿病
  • クッシング症候群
  • 子宮蓄膿症
  • 膀胱炎
  • 尿路結石

これらの病気を患っている場合、おしっこの回数や量が急激に多くなることがあります。少しでも気になる点がある場合は、まずかかりつけの動物病院に相談してみましょう。

まとめ

外でおしっこをする犬

いかがでしたでしょうか。犬のおしっこ量は、その犬によって大きく差があります。しかし、ある日急激におしっこの量が増えたという場合は、なんらかの病気やストレスが関係している可能性が考えられます。様子を注意深く観察し、必要に応じて診察してもらいましょう。

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