『人見知りな犬』がよくする行動や態度4選!正しい接し方は?

『人見知りな犬』がよくする行動や態度4選!正しい接し方は?

犬種によって性格の傾向はあるものの、犬の性格は個体によって様々。『人見知りな犬』とはどう接すると良いのでしょう?この記事では『人見知りな犬』が良くする行動や態度、また接し方などをご紹介いたします。

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犬はなぜ「人見知り」になるの?

木の後ろから覗く犬

犬はとても個性豊かな生き物。なんとなく「人に飼われている犬」は人懐っこく知らない人とでも仲良くできるイメージはありませんか?

もちろん「人間」が大好きで知らない人に話しかけてもらったり、撫でてもうと大喜びする犬もいますが、逆に人見知りでなかなか打ち解けることが出来ない犬もたくさんいます。そうです、犬でも「人見知り」をする個体はかなり多く存在するのです。

犬が『人見知り』をする理由

犬が人見知りをしている時、どんな心理なのかというと「警戒心」や「不安感」などを抱いています。知らない人に対して不安感を抱いたり、警戒してしまうのは子犬の頃の経験値が少ないからでしょう。

犬は生後約3週間~14週間くらいまでを「社会化期」と呼ばれ、この時期に経験したことに関してはとても順応しやすいと言われています。

この社会化期にあまり知らない人と触れ合う機会がなかった犬は、どうしても人に慣れることが出来ず、人見知りな性格になってしまう事が多いようです。

『人見知りな犬』がよくする行動や態度4選!

吠える犬

1.吠える

人見知りをする犬は知らない人に対して恐怖心を抱いてしまうため、警戒して吠えてしまうことがあります。気持ち的には「近寄らないで!」と思っているはず。無理に近寄ろうとすると、更に警戒心が強くなり攻撃的な行動に出てしまう危険性もあります。

愛犬が人見知りをするタイプであれば、急に知らない人と触れ合わせるのではなく、しっかりとトレーニングをつんで慣れてもらってからにしましょう。

2.目を見つめてくる

犬にとって目を見つめ合うという行為は「敵意」を表します。信頼関係が築けている飼い主さんとであれば、愛情表現や互いにとっての癒しの時間になりますが、初めて会う犬であれば要注意。

基本的に相手に敵意がない場合、犬はそっと目をそらすでしょう。あまり慣れていない犬が目を見つめてきたときは「人見知り」をしている可能性が高いので、急に触ったりしないようにしましょう。

3.逃げ出す

人見知りをする犬はその対象から逃げ出すこともあります。来客に怯え、逃げてしまうタイプの犬は基本的に人見知りな性格の犬が多いよう。お散歩中でもすれ違う人などに怯えて逃げ出そうとすることもあるので、恐怖心を軽減できるようにすれ違う人とは距離をとる、また抱っこしてすれ違うなどしてあげましょう。

4.震え出す

知らない人に話しかけられる、また慣れない来客に恐怖心を抱き震え出してしまう個体もいます。臆病な性格の個体に多く見られる精神的な生理現象ですが、不安感や恐怖心が強くなった時に震えてしまうようです。少しでも落ち着ける場所、また逃げれる場所を用意しておきましょう。

『人見知りな犬』との正しい接し方

人の手を見つめる犬

飼い主さん以外の人を怖がってしまい結果的に「人見知り」になっている犬は相当数いると思います。飼い主さんは愛犬が人に慣れてほしいと思うでしょうし、犬を飼われていない犬好きさんは、なんとかして仲良くなりたいと思うはず。人見知りの犬は怖がっているので恐怖心を与えないように接してあげましょう。

1.急に触ろうとしない

お散歩中の可愛い犬を見つけると、つい駆け寄って「可愛い」と声をかけ、撫でたくなってしまうかもしれません。当然ながら知らない人が苦手な犬は、急に人が近づいてくることも、声をかけられることも恐怖の対象になってしまいます。

2.飼い主さんに了承を得て触れる

まず、飼い主さんに無断で犬に触れることはマナー違反になるので控えましょう。飼い主さんの了承を得たうえで、犬と一定の距離を保ち出来るだけ目の高さを合わせ握りこぶし作り手の甲をゆっくりと犬の顔に近づけてください。

犬のほうから近寄って来てニオイを嗅いでくれたら「この人は大丈夫」と少し安心しているはずです。特に嫌がる素振りが見られないようであれば胸、またはわき腹など身体の側面を撫でてあげましょう。

この際、犬が目を見つめてくる、吠えるなどの威嚇や敵意などの行動が見られた時は、無理に触ろうとすると危険なので注意してください。大きな声で話しかける、急に頭を撫でられるなども基本的に犬が嫌う行為になるので気をつけましょう。

まとめ

目をつむる犬

愛犬が人見知りの場合、ペットホテルに預けたり病院での診察なども少し大変になるかもしれません。なにより愛犬自身にストレスがかかってしまいますよね。周囲に協力してくれる人がいたら、少しずつトレーニングをして「人慣れ」するように頑張ってみるのも良いと思います。

また、初めて会う犬と触れ合う時も「人見知りな犬」の可能性はあります。飼い主さんとお話をして犬の性格を聞いたうえで怖がらせることなく接してあげましょう。

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