犬が『お手をしない』時の6つの心理とは?

犬が『お手をしない』時の6つの心理とは?

『犬がお手をしない時の心理』についてまとめました。お手を覚えているにも関わらずしない犬には明確な理由があるようです。お手をしない犬の気持ちを解説します。

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犬がお手をしない時の心理

伏せて目をそらすビーグル

1.そのおやつは好きじゃない

おやつを目の前にしてもお手をしない時の犬の心理は「そのおやつは好きじゃない」です。

おやつなら何でもOK!という犬がほとんどですが、こだわりのあるグルメな犬もいます。

やわらかいおやつより硬いおやつが好き、ミルク風味よりチーズ風味のおやつが好き、ジャーキーよりビスケットが好きなどです。

同じササミジャーキーでもメーカーや商品が違うだけで食べてくれないこともあります。

自分の好みじゃないおやつの時はお手をしないことで「他のおやつが食べたい!」と表現しているのです。

2.手をギュッとされるから嫌

お手をする人とお手をしない人がいますが、相手を選んでお手をしない時の犬の心理は「手をギュッとされるから嫌」です。

手のひらに置かれた犬の手をギュッと握り返してしまう人がいますが、そのギュッとされる感覚が嫌なのです。

握られること自体を好まない犬もいますし、握る力が強過ぎる場合もあります。

犬が(この人にお手をするとギュッと握られる…)とネガティブなイメージで把握している場合、二度とお手をしてくれないことがあります。

3.触れ合うのが嫌

お手の仕草はするけれど、人の手に自分の手を乗せてまではお手をしない時の犬の心理は、「触れ合うのが嫌」です。

もともとスキンシップが苦手な犬はお手をする程度の触れ合いも苦手なことがあります。

飼い主にのみ手を乗せてお手をする、家族の中でも特定の人にだけ手を乗せてお手をする、他人にはお手の仕草さえもしないなどです。

他人が「お手!」と手を差し出すと無視をしたり威嚇したりする犬もいます。

触れ合うのが苦手な犬なのであれば、自分の手を差し出してお手の仕草をしてくれただけでもOKにしてあげてほしいです。

4.今は気分じゃない

手を高く上げているバセンジー

「お手!」の指示を無視してお手をしない時の犬の心理は、「今は気分じゃない」です。

お手はそれほど重要なしつけや指示ではありません。できなくても問題はありませんし、犬にとってはお手をしなかったからといって身に危険が及ぶようなことでもありません。

そのためか、気分が乗らない時はお手をしないことがあります。

おやつを見せれば仕方なくお手をしてくれることもありますが、おやつやごはんに執着のない犬であれば「別にいらないもん…」と頑なにお手をしないこともあります。

5.何もなければしませんよ

何もない状態で「お手!」と言ってお手をしない時の犬の心理は「何もなければしませんよ」です。

お散歩の時間でもなく、ごはんの時間でもなければ、おやつをもらえるわけでもないとなれば、犬はお手をしないことがあります。

自分にとって何かよい出来事が起こる場合にのみお手をするのです。

飼い主に指示されたからといって何もなければお手をしない犬もいます。

何もなくてもお手をしてほしいのであれば、「お手!」を愛犬とのスキンシップやコミュニケーションとして教えてあげるとしてくれるようになります。

6.不調がある

犬がお手をしない時、手足や体のどこかに不調を抱えている可能性があります。手を差し出したくないような痛みがあるのかもしれません。

人間には肩こり等で腕が上がらない、動かせないなどありますが、犬にも同じような症状が起こることがあります。

寝違えてしまうこともありますし、運動のしすぎで筋肉痛になることもあります。シニア犬や老犬である場合には関節痛があるかもしれません。

まとめ

人の手に乗せる犬の手

お手をしない時の犬の心理を6つ解説しました。

  • そのおやつは好きじゃない
  • 手をギュッとされるから嫌
  • 触れ合うのが嫌
  • 今は気分じゃない
  • 何もなければしませんよ
  • 不調がある

犬がお手をするのは本能的な仕草です。自らお手をすることがありますよね。飼い主に構ってほしい時や何かを要求したい時です。

「お手」の指示によってお手をしてもらうことも可能ですが、自らの意思がなければお手をしない犬もいるのです。

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