意外と簡単!犬をマッサージする時のコツ
今回はスキンシップに取り入れたいマッサージのコツやポイントを解説していきます。皆さんはマッサージと聞くと「難しいのでは?」と思っていませんか。
本格的なマッサージを想像してしまうと、もちろんプロの技術が必要ですが、お家で愛犬とのスキンシップタイムに取り入れるマッサージであれば、ちょっとしたやり方を覚えるだけで、簡単に取り組むことができます。
- 少し力を加えてツボを押す
- 円を描くようにくるくると撫でる
- 優しく筋肉をほぐすように揉む
基本的にはこの3点を覚えておけば、あとは犬が触られて気持ちいい場所をマッサージしてあげるだけです。いつもただ撫でているだけだったスキンシップに、意識的に取り入れるだけで血行促進や疲労回復などの効果が期待できますよ。
今すぐ実践!犬が大好きな『マッサージポイント』5選
では、犬がマッサージされると嬉しいポイントとは、具体的にどのような箇所を指すのでしょうか。ここではマッサージポイントを5つご紹介するので、ぜひ今すぐにでも実践してみましょう!
1.耳の付け根
耳の付け根を意識的に触る人はあまりいないと思いますが、実は犬の耳は様々な音に反応して動くため、付け根の部分が凝っていることが多いです。
そのため、耳の付け根を優しく揉み込むように触ってあげると、マッサージ効果を得ることができ、凝り固まっている耳の周辺をほぐしてあげることができます。
実際に筆者も愛犬の耳の付け根を触ってあげると、少しずつトロ〜ンとした表情になり、気持ち良さそうに目を閉じることも多いです。
2.足の付け根
犬の疲れが溜まっている場所といえば、やはり足の付け根ではないでしょうか。四足歩行する犬にとって、全身の重みが乗っかる足の付け根は特に疲れが溜まっている場所です。
足の付け根に溜まった疲れをほぐすために、つま先から足の付け根にかけてリンパを流すように軽く力を入れてマッサージしてあげましょう。スーッとさすることで、血行の流れが良くなり、疲労回復効果が見込めます。
さらに、軽く指先でつまむようにして足をほぐしてあげることで、凝り固まった筋肉をほぐしてあげることもできますよ!
3.お腹
犬によっては自ら「撫でて〜」というようにお腹を見せてくる子もいますよね。これは、四足歩行によってお腹から胸にかけて筋肉が凝っているからです。
円を描くようにお腹をクルクルと撫でてあげるだけでも血行促進効果がありますし、凝り固まった筋肉を優しくほぐしてあげることができます。
4.肉球
肉球は触られることを好む犬と嫌がる犬がいるため、無理強いしないようにしてください。足のマッサージをする際に、軽く触れて様子を見つつマッサージを進めていきましょう。
肉球をマッサージする際は、下から上に押し上げるように揉んであげます。優しくつまむようにほぐしてあげると、肉球の疲れをほぐしてあげることができます。
最近では、肉球用のマッサージクリームなども販売されているので、クリームを使ってマッサージしてあげると、皮膚にダメージを与えることなく保湿しながらマッサージを行えます。
5.首回り(肩〜首)
四足歩行している際、犬は首を前に上げるようにして立っていますよね。そのため、首から肩にかけて首回りが凝っている犬がとても多いです。
首回りは両手で挟み包み込むようにしてクルクルと撫でてあげます。時々優しく揉み込むようにして円を描く形でマッサージしてあげると、首回りの筋肉の緊張をほぐしてあげることができます。
首は気道や頚椎があるため、力を入れすぎてしまうと危険です。あくまで優しく撫でるようなタッチでマッサージしてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「こんなところも?」と思うようなマッサージポイントがあったかと思います。ぜひ今回紹介したマッサージポイントとコツを取り入れて、ワンランク上のスキンシップタイムを楽しみましょう。