犬が飼い主にピタッとくっついてくる時の心理7選
皆さんが部屋でくつろいでいる時、愛犬がピタッとくっついてくることはありませんか。大方「甘えたいのかな?」と気持ちの推測はつきますが、具体的にどのような心理が働いているのでしょうか。
1.甘えたい/かまってほしい
まず大きく影響している心理として、「甘えたい」や「かまってほしい」といった飼い主への愛情が感じられる行為です。
大好きな飼い主に触れることで、犬は心が満たされたりリラックスしたりできます。そのため、「甘えたいな」と思った時に飼い主の隣にやってきて、ピタッと密着してくることが多いです。
2.不安に感じることがある
犬にとって何か不安を感じるような出来事や状況である場合、飼い主に助けを求めるようにピタッと密着してくることがあります。
私たち人間にとっては何てことない外から聞こえてくる音や変化でも、犬にとっては大きな恐怖や不安、そしてストレスを感じるほどの異変として映ります。
不安そうにくっついてくる時は、ぜひ愛犬が落ち着けるように撫でたり声をかけたりしてあげてください。
3.肌寒さを感じている
冬場やクーラーの効いた部屋にいる場合、犬が肌寒さを感じている可能性が考えられます。特にシングルコート犬種は寒さに弱いため、冷房が効きすぎた部屋では「寒い」と感じていることがあります。
飼い主にくっついた後、体を守るように丸め込むような体勢をとる場合、肌寒さを感じている可能性が高いです。エアコンの温度を上げたり、暖房器具をつけたり、あるいはブランケットを用意してあげましょう。
4.安心して眠りたいから
犬は信頼している飼い主に密着することで、飼い主の体温や匂いを直に感じ取ることができます。
匂いや体温を感じることで、安心して休むことができると考えている犬が多いため、安眠したいと思っている時は飼い主にくっつくことがあります。
お昼寝などをする際、飼い主の隣にわざわざやってきて、くっつくように休む場合、飼い主に安心感を持っていることの表れと見て間違いないでしょう。
5.嫉妬している
飼い主が自分(犬)以外の人や犬と仲良くしている様子を目の前で見せつけられた場合、犬は嫉妬心を抱くことがあります。そのため、「僕もいるよ!」と飼い主に自分の存在をアピールするように密着することがあります。
また、目の前で他の犬や人と仲良くしている様子を見せていなくても、外出先で他の人や犬の匂いを身に纏って帰ってきた場合、犬はその匂いを敏感に感じ取ります。
「お出かけ先で他の犬と仲良くしてきたの!?」と嫉妬してしまい、帰ってきた飼い主から離れなかったり、自分の匂いを飼い主につけようとしたりする犬も多いです。
6.飼い主が落ち込んでいるのを気にしている
飼い主側が落ち込んでいたり、体調を崩していたりする場合、飼い主が元気がない様子を察知し、心配して隣に寄り添ってくれる犬もいます。
落ち込んでいる時にソワソワと落ち着きのない様子を見せながら、飼い主の隣にやってきてチラチラと様子を見てきたり、顔を舐めたりしてくる場合は、飼い主のことを気にかけているサインです。
「ありがとう」という意味を込めて、愛犬を優しく抱きしめてあげたり、笑顔を見せてあげたりして安心させてあげましょう。
7.体調に異変を感じている
もしもブルブル震える様子を見せたり、どことなく元気のない様子を見せたりしている場合は、体調に何らかの違和感を感じている可能性も疑われます。
「なんだか気持ち悪いな」「食欲がないな」「お腹が痛い」など、普段とは違う症状を訴えているのかもしれません。注意深く愛犬の様子を観察し、普段とは違う様子が見られたり、あるいは明らかに症状が現れている場合は、かかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が飼い主にピタッとくっついてくる時、状況や様子によって様々な心理が考えられます。その時の状況や愛犬の様子などをよく観察し、それぞれの心理にあった適切な対応をとりましょう。