️タイプ別 犬が吠えるルーツと代表犬種
愛玩犬グループ
愛玩犬とは、子犬のような可愛らしさが魅力的な犬種グループです。
体が小さい分、神経質で臆病な性格をしています。自分を守ろうとする行動が、吠えとなってあらわれます。
- チワワ
- パピヨン
- マルチーズ
牧羊犬グループ
家畜として飼育する羊の群れを誘導する役割を担っていたのが、牧羊犬です。
見張りを仕事としていたため、仕事熱心で活動的な犬ほどよく吠えます。
- ボーダーコリー
- オーストラリアンシェパード
狩猟犬グループ
獲物を見つけて追い詰めたときに、吠えて人間に知らせるのが狩猟犬の役目です。
遠くまで響き渡る鳴き声は、今でも特徴として残っています。
- ジャックラッセルテリア
- ビーグル
日本犬グループ
日本犬は、勇敢な性格から、猟犬や番犬として活躍してきた歴史があります。
野生動物のような気高い精神をもち、国の天然記念物に指定されています。
- 柴犬
- 秋田犬
- 北海道犬
️犬に吠えられる人の特徴
1.犬を正面から見つめる
正面から見つめるのは、犬の警戒心を刺激する行為です。上から覗き込むような体勢も同様です。
絆で結ばれた犬と飼い主であれば別ですが、知らない人から見つめられると、犬は身構えてしまい攻撃姿勢をとります。
2.オドオドしている
犬の様子を窺うように、コソコソ隠れたりオドオドするのは、犬が苦手な人がついやってしまいがちな行動です。
距離をとっているつもりでも、犬の猜疑心(さいぎしん)をかき立てることとなり、余計に吠えられやすくなります。
3.威圧感がある
横柄な態度や近寄りがたい雰囲気は、犬に威圧感を与えやすく、吠えられる原因になります。
体の大きな人、叱られる状況を連想させるような低い声にも、犬は恐怖を感じるようです。
️犬の「吠え」が示す意味は?
犬は元々『吠える遺伝子』を持っています。
犬の「吠え」には複数の意味が込められていて、鳴き方と表情を使い分け、コミュニケーションを図っているのです。
吠えの原因を見つけるためには、「いつ・どこで・どのように」吠えているのか、紙に書き出してみましょう。理由は1つではないかもしれません。
- 要求吠え
- 警戒吠え
- 不安吠え
- 興奮吠え
️知ってる?犬の無駄吠え防止グッズ
噛みつき、無駄吠えの解決に向けた犬の補助用グッズに「口輪(別名:マズル)」があります。
犬の口に装着し、口を開けられないようにするアイテムです。拘束具のような見た目からマイナスイメージが強く、「かわいそう」「虐待」と非難されることもありますが、使い方によって、犬の安全確保に役立つというメリットがあります。
私自身、実際に見たのは1度きりなので、見かける頻度は少ないように思います。そのときは、ドッグカフェに訪れたシベリアン・ハスキーが口輪を付けていました。店内には小型犬が複数頭いたので、体格差に配慮しての装着だと捉えました。
決して利用を推奨している訳ではないですし、使わずに済むなら使わないに越したことはありません。参考情報として頭の片隅に入れておいてください。
️まとめ
犬の吠えは、飼い主が一方的に叱るだけでは解決しません。
急激な環境変化による不安、身体に痛みがあるときにも吠えることがあります。
ストレスが原因なのか、体調不良の訴えなのか、犬の本音を探ってみてください。