犬を過度に疲れさせてしまう絶対NG行為5選
私たちが普段、愛犬に何気なくしている行為や善かれとしている行為が愛犬を疲れさせてしまっているのだとしたら…今すぐに改善したいですよね。ここでは犬を過度に疲れさせてしまう絶対NG行為を紹介します。
1.必要以上の距離を散歩させる
散歩が大好きな犬は多いですよね。そのため、飼い主さんの中には善かれと思って「たくさん散歩をしてあげよう」と思う人もいるはずです。
しかし、犬にはそれぞれ適切な運動量があります。必要以上に運動させてしまうと過度に疲れさせてしまい、疲労が蓄積したり、ストレスとなってしまったり、小型犬の場合は足腰に負担をかけてしまう恐れもあります。
したがって、無理に必要以上に散歩させる必要はありません。基本的には犬種ごとの運動量目安を参考にし、運動量が過剰にならないように注意しましょう。
2.嫌がっていることを無理にさせる
最近ではドッグランや犬用プールなど、様々な犬用商業施設がオープンしています。「うちの子も楽しんでくれるかも」と連れて行ったけれど、いざ行くとあまり楽しそうにしていない…ということはありませんか。
犬だからといって、みんながドッグランが好きとは限りません。中には他の犬と触れ合うことに慣れず、ストレスを感じてしまう犬もいます。
このように、愛犬が嫌がっている場合は無理に他の犬と触れ合わせず、まずは遠くから様子を見るところから始めてみましょう。何事も無理強いは禁物です。
3.あまりにも長時間ブラッシングを続ける
ブラッシングは気持ちが良いため、好む犬が多いでしょう。血行促進にも効果がありますし、スキンシップとして愛犬との絆を深める役割も持つブラッシングは、毎日行いたい日課の1つです。
しかし、ブラッシングは長々とやればいいというものでもありません。犬は基本的に5分がじっと静止していられる我慢の限界と言われています。
したがって、30分などあまりにも長すぎる時間ブラッシングを続ける行為は、かえって疲れさせてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
4.「しつけに」と叱ってばかり
犬のしつけは飼い主の責務です。しかし、だからといって「しつけのために」と毎日のように叱ってばかりでは、犬も精神的に疲れ切ってしまいます。
自信を喪失することにもつながり、かえってしつけが上手くいかなくなる原因にもなるため、叱るだけでなく褒めて伸ばす機会を多く取り入れながらしつけを進めていくことをオススメします。
5.常に愛犬をかまおうとする
「大好きな愛犬と常に一緒にいたい」「家にいる間は、四六時中かまってあげたい」という愛情深い飼い主さんは多いですが、常に愛犬をかまう行為はかえって愛犬を疲れさせてしまう恐れがあります。
犬も飼い主さんと一緒に過ごす時間はとても大切に思っています。しかし、時には1匹でのんびり静かに過ごしたいと思うこともあります。
また、あまりにも一緒にいる時間が長いと分離不安を引き起こし、かえって過度なストレスを与える結果になりかねません。犬と遊ぶ時間は適度に設けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「こんなことがかえって疲れさせてしまうの?」と思うような行為も含まれていたと思います。心当たりのある方は、今日から愛犬との接し方を見直し、お互いストレスにならない関係づくりに努めましょう。