実は秋も危険!犬のためにノミ・ダニを発生させないためには

実は秋も危険!犬のためにノミ・ダニを発生させないためには

春や夏に繁殖するイメージが強いノミやダニですが、実は秋も十分な注意が必要なんです。ノミ・ダニによる病気はいくつもありますが、飼い主さんが対策すれば予防することができます。この記事では飼い主さんができる対策と予防グッズの例3つをご紹介します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

実は秋もとても危険!

カボチャの上の犬

一般的にノミやダニは春~夏に急激に増殖し、犬に寄生することが多くなります。春にフィラリア予防を開始したり狂犬病予防接種を行っているため、このタイミングでノミやダニの予防(駆除)を始める方も多いでしょう。

しかし、秋になると予防薬をやめてしまうケースが多いといわれています。しかし、ノミの成長には夏が最適というだけで、秋にもまだノミがいて犬に寄生する可能性はありますし、暖かい家の中では冬もノミの成長・繁殖が行われます。ダニも秋に寄生する可能性が充分にある上に、ダニの種類や地域によっては冬も活動しているダニがいますので、ノミ・ダニ対策を春夏だけ行い秋にはやめてしまうのは危険なのです。

家の中でも油断大敵!しっかりとノミ・ダニ対策を

体をかく犬

ノミやダニに寄生されると、皮膚に痒みや刺激が起きます。それがもとで舐めたり引っかいたりして皮膚炎になることもあります。ノミやダニに対するアレルギーを起こしたり、ノミやダニが媒介する寄生虫や感染症にかかることもあります。寄生数が多いと貧血になることもあります。これらの病気の中には、人にも感染したり、最悪の場合命に関わるものもあります。

そもそもノミやダニって?

ノミは、室内では犬の寝床などの湿気が多く暗い場所に生存し、放置すると2週間程で卵から成虫になり、凄まじい繁殖力を持ちます。肉眼でも確認できる体の大きさ(1.5~3mm)ですが、ノミを発見したときは犬の皮膚や毛についたまま絶対につぶしてはいけません。メスの場合お腹に卵を持っている可能性があり、つぶしてしまうと卵が皮膚上に飛び散ってしまうかもしれません。

ダニの種類は2万種類以上にも及び、その中で犬に寄生するのはマダニの仲間です。野外では草むらに多く生息しているため、散歩中に寄生されるケースがほとんどです。犬の皮膚に噛みついてゆっくりと吸血することが特徴で、吸血する前は3~4mmほどの小さな体ですが、吸血すると体が膨れるため簡単に確認することができます。

家の中でノミやダニを発生させないために

一番の予防は、やはり定期的なノミやダニの予防薬の投与を続けることです。成虫を駆除するだけでなく、予防薬によっては卵の孵化を妨げたりします。犬に寄生したノミ・ダニを駆除し、家の中でノミ・ダニが増えるのを防ぐことで、飼い主さんへの寄生や感染症をも防ぐことができます。定期的に動物病院で処方してもらいましょう。近年は、一年を通して予防薬を投与することが推奨されています。

家の中での対策としては、清潔に保つことでノミやダニが繁殖しにくい環境を作ることも大切です。ホコリやフケなどをしっかりと掃除機で吸い込みます。風通しをよくすることで、湿気が多い環境にしないようにしましょう。

また定期的なブラッシングやシャンプーもノミ・ダニの寄生を発見するのに効果的です愛犬の体を触ることで、ノミやダニだけでなく病気の早期発見にもつながります。

まとめ

ソファで寝る犬

ノミ・ダニによる被害や病気は、どの犬種でもどの年齢でも起こり得ます。「室内飼いだから大丈夫」と過信してはいけません。散歩中についてしまったり、玄関や窓の隙間から侵入したり、飼い主さんの洋服や靴についていることもあります。愛犬や家、自分を守るために、秋にもしっかりと対策を行っていきましょう。

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