犬と猫の魅力をピックアップ
猫派が増えている理由は?
ペットフード協会の統計によれば、近年、ペットとして飼われている犬の頭数が減っているのに対し、猫の頭数は増加傾向にあります。
ペットショップでも猫の種類や頭数が増えてきており、このままいけば近いうちに、ペットとして飼われている犬の頭数を猫が上回ると言われています。
猫の人気が高まっている理由として次のようなものが挙げられます。
- 犬よりも安くペットショップで買うことができる
- 散歩が不要
- 狭いスペースでも飼うことができる
- 鳴き声など近所とのトラブルが少ない
- 予防注射の義務がなく、医療費が犬より安く済む
- 犬のように相手をし続けなくてよい
- 多頭飼いし易い
猫は犬に比べて飼養管理の手間が掛かりません。
縦方向に移動するのでキャットタワーなどで縦の動線を確保してあげれば、狭いスペースでも飼えます。
気紛れな性格から、離れている時間が長くても大丈夫なことが多く、夫婦共働き世帯や高齢者世帯の増加やマンションなどの住宅事情などがペット業界にも影響していると言えます。
それでも大きい犬の魅力とは
猫と比べても確かに犬は手間が掛かります。
また、人気の高い犬種は猫の倍の値が付くことがありますし、飼い始める時は自治体に登録が必要です。
毎年、狂犬病の予防注射が義務付けられていますし、朝夕の散歩が欠かせません。
こう考えてみると、一人暮らしの人が癒しを求めて犬を飼う、というのは難しいとしかいいようがありません。
猫を飼おうと思う人が増えても仕方がないかもしれませんね。
それでも「やっぱり犬がいい!」と思える理由を5つ挙げてみました。
自分の健康維持
犬は小型犬でも遊ぶのが大好きな犬種が多く、朝夕の散歩は欠かせません。大変ですが、運動不足になりがちな現代人の、運動のきっかけになります。また、散歩で出会う人達との交流、人と人の繋がりは大切なものですね。
一緒に旅行ができる
ペット同伴OKの宿やテーマパーク、観光地が増えており、日帰りはもちろん、長期休暇や海外旅行も一緒に楽しむことができます。家族の一員として、人とはちょっと違う反応を見せてくれる愛犬は素敵な思い出を作ってくれること間違いありません。猫よりもアクティブに休日を楽しむことができますね。
訓練可能で目標を持って共に努力できる
犬は訓練すれば多くのことができるようになります。スワレ、マテといった基本的なもの以外にも、障害物をクリアしていくアジリティ競技、フライングディスクをキャッチする競技があります。こうした競技に参加する・競技で勝つといった目標を掲げて一緒に努力することも素敵なことです。
パートナーになってくれる
聴導犬、盲導犬、介助犬など、人に寄り添い、生活を支えてくれるパートナーになってくれるのも犬の大きな特徴です。
彼等の存在は人生をより良い活気あるものにし、活動範囲を広げ、他との結びつきを強くしてくれるものです。
この能力は猫にはない、素晴らしいものではないでしょうか。
社会貢献(高い能力、わんわんパトロール隊)
災害救助犬、警察犬、麻薬や肉、爆発物などの探知犬、その他にも社会の秩序維持に貢献してくれる犬達がたくさんいます。
身近なところでは「わんわんパトロール隊」など、子ども達の登下校時間に散歩をし、地域の防犯・治安維持に貢献する活動もあります。犬自身、そしてその飼い主やハンドラーが社会にとって欠かせない存在になります。
さいごに
猫にも多くの魅力があり、現代社会に合ったペットという面では猫に軍配があがる傾向かもしれません。
ですが、古くから牧畜や狩猟などの大切なパートナーとして共に生きて来た犬にも多くの魅力があります。
こうした犬の魅力を今一度見直してみたいですね。
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20代 女性 こすんモス