愛犬が悲しい表情で見てくる時の心理
1.忙しそうにしているなぁ…
少し離れた場所から飼い主のことを悲しい表情でジーッと見てくる時の心理は「忙しそうにしているなぁ…」です。
今は構ってもらえないということを分かっているのです。飼い主がキッチンにいる時であれば「来たらダメ!」「危ないよ!」と叱られてしまうことも分かっています。
悲しい表情で見てくる時は「ちょっと待っててね?」と声をかけてあげてください。「お利口さんに待ててえらいね」でもよいです。その一言だけでパッと明るい表情を取り戻してくれるはずです。
2.どうして怒っているのかなぁ…
少し離れた場所から飼い主のことを悲しい表情で上目遣いで見てくる時の心理は「どうして怒っているのかなぁ…」です。
仕事や人間関係で嫌な出来事があり、イライラした感情を持ち帰ってしまったのではないでしょうか。
愛犬に対して怒っていない場合でも犬には上手く理解することができません。飼い主の機嫌が悪いのは自分のせいなのではないかと感じて落ち込んでしまうことがあります。ちょっとした態度や行動や愛犬の心を傷つけてしまうことがあります。
「ごめんね、○○ちゃんのせいじゃないよ」「ママ怒ってないよ」と言ってあげてください。その感情を読み取ることで悲しい表情ではなくなるはずです。
3.今日もお留守番かぁ…
身支度をする飼い主の様子を悲しい表情で見てくる時の心理は「今日もお留守番かぁ…」です。
飼い主がどのような行動をしているかによって、これから起こる出来事を予測することができます。
- 仕事に行く準備をしていること
- 自分は連れて行ってもらえないお出かけの準備をしていること
- 自分も一緒に楽しい場所に連れて行ってくれる準備をしていること
- お散歩に行く準備をしていること
- 動物病院に行くための準備をしていること
普段から飼い主の様子をじっくり観察している犬は飼い主の服装や持ち物、ゆっくり準備をしているのか、せかせかと準備をしているのかなどの違いによって、今日も自分はお留守番なんだということが分かるのです。
安易に構ったり声をかけたりすると期待させてしまうことがありますので、お留守番をお願いする日のいつも通りに出かけるようにしましょう。
4.まだかなぁ…
他の家族の帰りを待っている間、悲しい表情で見てくる時の心理は「まだかなぁ…」です。
帰りが遅くて心配しているのかもしれません。こっそりもらえる夕飯のおすそ分けを期待しているのかもしれません。
ポジティブな気持ちで待っていたけれど、待ちくたびれてしまったのかもしれません。先に帰っている家族に対して「まだかな?」と尋ねたい気持ちもあるのではないでしょうか。
犬は我慢強く何時間でも待ち続けることができる動物です。体力も減ってしまいますし、気持ちも沈んでしまいますよね。表情に出やすいタイプなのかもしれません。
5.眠くなってきちゃった
床にぺたりと伏せた体勢で悲しい表情で見てくる時の心理は「眠くなってきちゃった」です。
眠くてウトウトしている時に悲しい表情のように見えてしまうことがあります。
飼い主はまだ寝る準備をしている様子ではないけれど、どうしても一緒に寝たいので待っていたい気持ちがあり、眠気と闘っているところなのです。
まとめ
愛犬が悲しい表情で見てくる時の心理を5つ解説しました。
- 忙しそうにしているなぁ…
- どうして怒っているのかなぁ…
- 今日もお留守番かぁ…
- まだかなぁ…
- 眠くなってきちゃった
悲しい表情で見つめてくる時、食欲や排泄がいつもと変わらない様子であれば問題視する必要性は低いです。
ごはんを食べてくれなかったり、軟便や下痢をしてしまったりする時は体調不良や病気の可能性を疑い、病院で診察を受けることをおすすめします。苦痛を訴えたくて悲しい表情で見つめてくるのかもしれません。