「動物病院」ってどんなとこ?
動物病院とは当然ながら動物が怪我をした時や病気になってしまった時に治療をしてくれる場所。愛犬の健康を守るためにお世話になる大切な場所となりますが、病気や怪我の治療をしてくれるだけではありません。
「動物病院」がしてくれること
動物病院では怪我や病気の治療以外にも、健康診断や各種予防接種など愛犬の健康管理ために欠かすことができない行為を行ってくれます。その他、爪切りや耳洗浄などのケア、サロンを併設している動物病院であればトリミングもしてくれます。
また、中にはペットホテルを併設している病院もあるので、いつもお世話になっている病院でお泊りできるのであればとても心強いですよね。
病院により様々ではありますが、しつけ教室や手作りご飯のアドバイスなどを行っている病院もあるよう。多くの面で頼りになる動物病院ですが、愛犬を連れて行く際には事前にしておくべき行動がいくつかあります。
ちょっと待って!動物病院に行く前にすべき行動4選
1.診察時間の確認
動物病院に行く前には診察時間や休日のチェックをしておきましょう。突発的な休診などの可能性もありますので、病院のホームページで確認しておくと安心です。完全予約制の病院も少なくないので、まずはホームページで確認、予約をしておく良いと思います。
愛犬が急病であったとしても、まずは電話で問い合わせて診察可能かどうか確認してから訪れるようにしましょう。
2.持ち物の準備
必ずしも病気や怪我の治療だけで訪れるわけではない動物病院。愛犬を連れて行く目的によって持ち物も変わってきます。狂犬病予防接種であれば毎年春に各自治体から送られてくる「狂犬病予防注射の案内」のハガキを忘れずに持参しましょう。
急な体調の変化であればその症状によって持ち物も様々。例えば嘔吐や下痢をしている場合、それ自体を持っていくことが出来ると検査もスムーズに運ぶことが多いよう。
また診察が苦手な犬で皮膚のトラブル、耳の中を痒がるなどの症状であればスマートフォンのカメラでもいいので写真を撮っておくと便利です。特に耳の中などは見られることを嫌う犬も多いはず。写真を獣医さんに見てもらうことで診察を進めることが出来るケースもあります。
食べてはいけないものを食べた場合は現物を、皮膚トラブルがある場合は食べているフードをおやつの名前をわかるようにしておくことで診察がスムーズに進みます。
毎月の通院で診察のみであれば、特別変わった物を用意する必要はなくいつも通りの持ち物で受診できるはず。病院への移動中に体調を崩し嘔吐や下痢を起こすなど万が一のことを考えると、タオルやウエットティッシュ、ペットシーツにビニール袋などお掃除用品も持参すると安心でしょう。
3.獣医さんに伝えることをまとめておく
「なんとなく元気がない日が続いている」「歩き方に違和感が…」「ご飯を食べる量がすくなくなった」などの理由で動物病院に連れて行くこともありますよね。そんな時は愛犬の症状を獣医さんにしっかりと伝えられるようにメモなどにまとめておきましょう。
いつから症状が出ているのか、食べているご飯はどんな物なのか、市販のフードであれば商品名を聞かれることも多くあります。その他、トイレの回数やしっかりと眠れているかなど聞かれることもあるので、いつもと様子が違うところはしっかりと把握しておきましょう。
また、初めてお世話になる動物病院であれば、今までの病歴について聞かれることもあります。どんな治療を受けてきたのか、どんなお薬を服用していたのか、お薬によって副作用はなかったかなど聞かれることもあるので、可能な限り服用したことがあるお薬も記憶にとどめておくとよいでしょう。
当然ながら犬は自身の体調を直接獣医さんに伝えることは出来ません。飼い主さんが日頃の元気な時との状態の変化を確認してしっかりと伝えてあげましょうね。
4.トイレを済ませておく
急病であれば致し方ないですが、可能な限りトイレも済ませておくと安心。自宅でできるだけオシッコを促してあげましょう。
万が一、待合室で粗相をしてしまった時は持参した掃除用品で掃除したとしても必ず動物病院のスタッフさんに伝えてください。感染症予防のために消毒することが多いようです。
まとめ
愛犬には元気で健康に過ごしてもらうのが一番嬉しいことですが、今ではアレルギーなどで頻繁に動物病院に通院している犬も少なくないのでは?と思います。いつもお世話になっている動物病院だからこそ、マナーを守り気持ちよく受診したいものですね。