飼い主さんの力で愛犬を幸せに!
愛する家族である愛犬はもちろん言葉で通じ合うことはできません。どんなに長年共に暮らしていても全ての感情を理解することはなかなか難しいですよね。まったく種族が違う私たち人間と暮らしている犬たちはどんなことを「幸せ」と感じてくれるのでしょうか。
犬にとって飼い主さんの存在は絶大
コンパニオンアニマルとして人に飼われている犬にとって飼い主さんは全体的な存在です。人間社会で暮らしていく犬は、飼い主さんが愛犬とどのような関係性を築けるかで犬生が決まってくるのではないでしょうか。
飼い主さんの力量が愛犬を「幸せ」にも「不幸」にもしてしまうのかもしれません。愛犬にとって「幸せ」とはどんなことなのか改めて一度考えてみましょう。
犬を「幸せ」にする方法5選!
1.笑顔をたくさん見せる
犬は飼い主さんの感情を読み取ることがとても上手な生き物。そして人間の表情を認識することもできるのです。特に「笑顔」と「怒った顔」はまったく知らない人の顔でも違いを認識できるのだとか。人の「怒っている顔」を認識するだけで犬はストレスを感じてしまうのです。
大好きな飼い主さんの「怒っている顔」は予想以上に愛犬にストレスを与えてしまうもの。イタズラした愛犬を叱ってしまうこともあると思いますが、長時間叱ることなく、出来るだけ優しい笑顔で接する時間を増やしてください。
2.スキンシップをとる
スキンシップは肌と肌の触れ合いにより心を通わせる行為。人間でも親子間や夫婦間で大切な愛情表現ですよね。スキンシップにより肌と肌が触れ合うことで「幸せホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」という脳内物質が分泌され、幸せを感じやすくなるのだとか。
スキンシップにより「オキシトシン」が分泌されるの人間だけでなく犬にも共通して言えること。信頼している飼い主さんに優しく触れてもらうことで安心感を抱き愛犬と共に癒し効果を得ることができるそうです。「幸せ」に繋がるだけでなく、マッサージを行ったり被毛や皮膚のチェックをすることで健康維持にも繋がるとても良いコミュニケーションです。
3.適切なお散歩を心がける
犬のお散歩は体の大きさや犬種によって必要な運動量が違うため、愛犬にとって最適なお散歩の距離や時間をしっかり調べて適切なお散歩を心がけてあげましょう。
また、お仕事などで忙しいと毎日決まりきったお散歩コースになりがちかと思いますが、たまには違うコースを歩いてみる、大きな公園でボール遊びをしてみるなど新しい刺激も加えてあげると充実したお散歩が楽しめ愛犬も嬉しさと幸せを感じてくれるでしょう。
4.安心して過ごせる環境を整える
充実したお散歩を楽しむことができたら疲れた体を癒すため、安心して過ごせる環境もしっかり用意してあげたいところ。現在は室内飼いされている犬が大半かと思いますが、愛犬が安心して休むことが出来る寝床は用意されていますか?
犬の睡眠時間は平均で12~14時間程度。一日の半分以上の時間を睡眠にあてています。愛犬の寝床を清潔に保つのはもちろん、暑さや寒さ、湿度や日当たりなどを考慮して寝床の場所を決めましょう。また音に敏感な性格の犬は出来るだけ静かな場所でゆっくりと休ませてあげましょう。
愛犬が飼い主さんに寄り添ってコテンと寝てしまうのは信頼している証です。時には一緒にお昼寝するのも、愛犬にとっても飼い主さんにとっても「幸せ」を感じられることだと思います。
5.最低限のしつけはしっかりと
愛犬の安全や健康を守るためにも最低限のしつけはしっかりと行いましょう。「コイ」や「オイデ」の呼び戻しは、お散歩中に不意にリードが外れて愛犬が走り出してしまった時、迷子になってしまうことを防げます。また「チョウダイ」は誤った物を口にしてしまった時、誤飲を防ぐことが出来るのです。
犬のしつけはなかなか難しいこともありますが、結果的に愛犬を守ることにも幸せにすることにも繋がるので、焦らずにゆっくりでもいいので愛犬と一緒に頑張りましょう。
まとめ
愛犬を幸せにしたいと感じるのは飼い主として当たり前の心理かもしれませんね。そのためには「犬」という生き物についてたくさん学び、愛犬の性格を把握することも大切なります。
愛犬とのスキンシップやコミュニケーションの時間を増やし、愛犬がどんな性格なのか、何を伝えようとしているのか理解できるようしっかり向き合ってみるのも「幸せ」への近道かもしれません。