臭い！口臭がひどくなりやすい犬の特徴5つ
皆さんは愛犬の口から強い口臭が漂ってくると感じませんか。口臭がひどくなりやすい犬は、ある特徴を持っていることが多いです。今回は口臭がひどくなりやすい犬の特徴について解説するので、皆さんの愛犬が当てはまっていないか確認してみましょう。
1.歯磨きをする習慣がない
口臭がひどくなりやすい犬に最も多い特徴として、歯磨きをする習慣がないことが挙げられます。歯磨きは犬の口内を清潔に保つ上でもとても重要な日課です。
歯磨きをしないと食べた物が歯の間に挟まったままとなってしまい、汚れが歯石や歯垢となり口臭の原因となります。また、歯磨きをしないことで歯周病になるリスクも高まるため、なるべく毎日歯磨きできるよう、今日から日課として始めてみましょう。
2.匂いの強い嗜好品を食べている
匂いの強い嗜好品を頻繁に食べている犬は、その食材の臭いが口内に残り混ざり合うことでひどい口臭となることがあります。
最近ではドッグフードも様々な種類がありますし、ペットショップなどで犬用の惣菜が販売されているところもあります。人間が食べている食材を与えているご家庭もあると思いますが、こうした行動も口臭がひどくなる原因となります。
3.あまり水を飲まない
ドライフードを犬に与えている場合、口の中が乾燥してしまいます。食後にしっかりと水分補給をすることで口の中を潤すことができますが、水をあまり飲まない犬の場合、唾液が濃くなることで口臭がひどくなりやすいです。
自らあまり水分を摂ろうとしない犬の場合は、食後にとりあえず水が入っているお皿の前に連れて行くなどして、なるべく水分を多く摂取するように促してみましょう。
4.運動不足
運動量が少ない犬は代謝が悪くなるため、体内に老廃物がたまりがちになります。このような老廃物が口臭の原因となることがあるのです。
散歩はもちろんですが、運動量を多く必要とする犬の場合は定期的にドッグランに連れて行ったり、家の中でもボール遊びや綱引きなどをして運動不足を解消するように努めましょう。
5.食糞癖がある
特に子犬などに多くみられますが、食糞癖がある犬はどうしても口臭がひどくなりがちです。自分の排泄した糞を食べてしまうことで口内に糞が付着してしまったり、匂いが染み付いてしまい、まるで排泄物のような匂いを放つことがあります。
衛生的にも良くありませんし口臭がひどくなってしまうので、食糞癖を持つ犬はなるべく早く食糞をやめさせるしつけを始めましょう。
あまりにも口臭がひどい場合は病気が原因の可能性も…
上記で紹介したように口臭がひどくなりやすい犬は、様々な日々の習慣が影響していることがあります。しかし、あまりにも口臭がひどかったり、習慣を改善しても口臭が治らない場合は以下のような病気を患っている可能性があります。
- 歯周病
- 歯肉炎
- 内臓疾患
歯周病は多くの犬が患っていると言われています。飼い主が気づいていないだけで、実はすでに歯周病になっている犬も多くいるため口臭がひどくなったと感じた際、一度かかりつけの動物病院で診てもらうと良いでしょう。
歯周病は、口内のばい菌が体に侵入することで他にも様々な病気を発症させる恐れがあります。したがって、歯周病の疑いがある場合はなるべく早めに受診してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。口臭がひどくなりやすい犬は、日々の生活習慣に見直すべき点のあることが多いです。しかし、あまりにも口臭がひどい場合は病気を発症している可能性もあるため、かかりつけの動物病院で診てもらうようにしてください。
