犬が太ってしまう絶対NG行為3つ
1.おやつの与えすぎ
犬が太ってしまう原因として多いのが、おやつの与えすぎです。フードも適量をあげていて運動もしっかりさせているのになぜか痩せない。むしろ太ってきている。
そんな場合は、「おやつの与えすぎ」が原因かもしれません。
おやつはドッグフードよりカロリーが高いものが多いです。おねだりされるたびにあげていると、おやつばかり食べるようになってしまう可能性もあります。
そうすると、犬はおやつでお腹が満たされるのでドッグフードを食べなくなり、飼い主は「ご飯を食べないのにどんどん太る」と感じるのです。
おやつは「1日に必要なカロリーの1割まで」と言われています。おねだりされるたびにあげるのではなく、しつけに対して上手くできたときのご褒美などで少量だけあげるようにしてくださいね。
2.運動をさせない
運動をさせないのも太る原因のひとつです。人間も同じですが、摂取カロリーに比べ消費カロリーが少ないと太ってしまいますよね。犬も食べている量に対し運動が不足してしまうと、徐々に太っていくのです。
運動といっても激しいものではなく、毎日の散歩でOKです。理想としては一日2回30分程度散歩できると良いでしょう。
散歩をさせる時は、カートに乗せたり抱っこするのではなくきちんと歩かせるようにしてください。また、雨で外に散歩にいけない時は家で一緒に遊んであげるなどして、少しでも運動させるようにしましょう。
3.人間の食べものをあげる
人間の食べものをあげるのも、犬を太らせてしまうNG行為です。飼い主が食事をしているとき愛犬におねだりをされると、可愛さから思わずあげてしまっていませんか?
人間の食べものは塩分が高く味も濃いです。味が濃い食べものに慣れてしまうと、フードを食べず飼い主の食事の際に毎回おねだりしてくる可能性があります。しかし、塩分の高い食べものを与え続けてしまうと病気になるリスクが高まります。
可愛さに負けてしまいそうになることもあると思いますが、愛犬の健康のためにも気持ちを強く持ち人間の食べものは与えないようにしましょう。
犬が太ることで高まる体へのリスク
犬が太ってしまうと、体にさまざまなマイナスの影響が出てしまう可能性があります。太ることで高まる体へのリスクは以下のとおりです。
- 関節への負担
- 免疫力の低下
- 呼吸器官の病気
- 心臓の病気
太ると体が重くなるので関節への負担が大きくなり、徐々に歩きたがらなくなり運動不足になるという悪循環に陥ってしまいます。
また、脂肪が増えることで呼吸がしづらくなったり、血液の循環が悪くなり心臓へ大きな負担がかかってしまうこともあるのです。
どんどん太っていく犬をそのままにしていると、上記のような病気のリスクが高くなり結果的に標準体重の犬よりも寿命が短くなるという調査結果も出ています。
まとめ
犬が太ってしまう絶対NGな行為についてお伝えしました。普段からつい愛犬に対して行っていることはありませんでしたか?
愛犬が可愛いあまり、おやつをあげすぎたり飼い主の食事をあげていると犬はすぐに太ってしまいます。
記事内でお伝えしたとおり、犬が太ることで高まる体へのリスクは多いです。将来的には大きな病気につながってしまうこともあります。
愛犬の健康を守るためにも、食事や運動管理をしっかり行ってみてください。