犬の仕草でわかる本音
1.「落ち着かないなぁ…」
犬が飼い主の隣でしきりにあくびをする時の本音は「落ち着かないなぁ…」です。
飼い主の隣にいることで安心し、眠くなってしまったのではないかと思っていませんか?
ソワソワしちゃう気持ちを落ち着かせたくて飼い主の隣にいるのかもしれませんが、落ち着いて過ごせない原因が室内に隠れているという証拠です。
- テレビの音が大きい
- 音楽の音が大きい
- スマホの音が大きい(動画を観るなど)
- 部屋の中が暑い
- 芳香剤の香りがきつい
- 自宅の近くで工事をしている(騒音)
- 何か嫌な出来事が起きることを察している(トリミングの予定があるなど)
今すぐに取り除いてあげられる原因があります。自宅の室内は愛犬にとっても快適な場所であってほしいです。
2.「食べ物のニオイがする」
犬が飼い主の手や顔を舐める時の本音は「食べ物のニオイがする」です。
犬が飼い主を舐めるのは愛情表現のひとつですが、そればかりではありません。手や口の周りに食べ物のニオイが残っており、必死になって嗅ごうとしたり、食べたくて「ちょうだい!」とおねだりして舐めたりすることがあります。
赤ちゃんや幼い子供の手や顔を舐める犬を見て、子守りをしているように見えたり、お世話をしてあげているように見えたりすることがありますよね。本音は「食べ物のニオイがする」なんです。
3.「リラックスしてね♡」
犬が飼い主の体を舐める時の本音は「リラックスしてね♡」です。
犬は子犬の頃に母犬から体を舐めてもらうことでストレスが軽減され、体も心もリラックスできるとされています。母性のある犬やお世話好きな犬が飼い主をリラックスさせたくて体を舐めることがあります。
飼い主がイライラしている時、悲しんでいる時、ひどく落ち込んでいる時など、しきりに舐めてくれる時は「ありがとう♡」と言ってあげてください。
本音を知ると「やめて!」「よだれひどいから!」と拒否できなくなってしまいますよね。
4.「もっと一緒に過ごしたい」
お散歩中の犬が歩くのを拒否する時の本音は「(飼い主と)もっと一緒に過ごしたい」です。
- 疲れて歩きたくない
- まだ帰りたくない
- ちょっと休憩したい
- あっちへは行きたくない
犬が歩くのを拒否した時、このような理由だと感じるのではないでしょうか。
犬にとってお散歩は飼い主を独り占めできる最大のチャンスです。自分のことをずっと見ていてくれますし、たくさん話しかけてくれます。
自宅に戻ったらどうでしょう。スマホばかり見ていたり、他の家族(子供)のお世話をしていたり、家事で忙しくするのではないでしょうか。
お散歩の途中で抱っこをおねだりするのも歩き疲れたからではなく、飼い主とスキンシップしたいというのが本音なのかもしれません。
5.「気を遣わなきゃ…」
飼い主の知人が自宅に遊びに来た時、大喜びで大歓迎する時の犬の本音は「気を遣わなきゃ…」です。
飼い主が笑顔を向ける相手だから、楽しそうにしているから、愛情を持って接している相手だから自分も仲良くしなきゃと気を遣っているのです。
知人が帰った後の犬の様子を観察してみましょう。疲れきってぐったりと横たわるように眠っているのではないでしょうか。数時間、ケージやベッドから出て来ないこともあります。
ごはんを食べ残したり、お散歩も早めに切り上げたりすることがあります。気疲れしてしまったのでしょう。
まとめ
犬の仕草でわかる本音を5つ解説しました。
- 「落ち着かないなぁ…」
- 「食べ物のニオイがする」
- 「リラックスしてね♡」
- 「もっと一緒に過ごしたい」
- 「気を遣わなきゃ…」
「○○だろう」と思っていることを「○○かもしれない」と、いつもとは違った視点で愛犬の気持ちを読み取ってみましょう。意外な愛犬の本音を知ることができるかもしれません。