犬は人の悲しみを理解できると思う理由
「もしかしてうちの子は人の気持ちがわかるのでは?」と痛感させられた経験ありますよね。心配そうな瞳で見つめられたり、涙をペロペロなめて健気に寄り添う愛犬の姿に心を打たれるものです。
犬は言葉を話すことはできませんが、人の感情を読み取ることができるのでは?と思わせる瞬間はたくさんあります。
今回は「犬は人の悲しみを理解できるの?」という疑問について、「きっと理解できるはず」と思わせる理由をまとめてみました。
犬は人が泣くと反応して近づいてくる
実は、「犬は人間が泣くと反応して近づいてくる」ということが研究で明らかになっています。楽しそうにする人間より、泣いている人間に対して犬は生理的反応を起こすという内容です。
それも、飼い主と犬の絆が深いほど犬はストレスを強く感じるようです。強い絆で結ばれた犬は、飼い主の苦痛を和らげたい、助けてあげたいという感情が沸き起こります。
特に「しくしく」と鼻をすすって泣く人の姿に犬は感情を揺さぶられるようです。人間と同じように、犬も悲しい感情を持っているのは確かなようですね。
人の感情を敏感に察知できる
犬は群れで生きる習性を持つので、いつも周囲へのアンテナを巡らせています。そのため、人の感情に対しても敏感です。
一緒に暮らす家族の様子がいつもと違えば、「具合悪いの?」「怒っているの?」「楽しくないの?」とその人の感情を必死に読み取ろうとするでしょう。
たとえ飼い主さんや家族ではなくても、犬は泣いている人がいると気になって仕方がなくなるものです。
悲しい、辛い、という感情を持つ人がいればそっと寄り添い、どうしたら癒せるのか犬も一緒に考えてくれます。
セラピー犬が人を癒やすと言われるのは、こうした犬がもつ豊かな感情があってこそですね。
犬は飼い主が悲しい時寄り添う
犬にとって大好きな飼い主さんの感情は絶対です。飼い主さんが悲しんでいると、犬は「いつも笑っている飼い主さんに戻って欲しい!」と強く思います。
飼い主さんの顔をなめたり、顔を覗き込んだり、どうしたらいいかわからず隣にくっついて座る犬も多いです。
飼い主さんが元気になるまで傍にいてくれるのは、「飼い主さんが元気になりますように」と犬は願っているからでしょう。
犬も「悲しい」という感情を持っている
飼い主が塞ぎ込むと、犬も元気をなくす…という話を聞いたことはないでしょうか。犬にも「悲しい」という感情があります。
しかも、大切な人に関することが犬にとっての悲しみの原因になりやすいのです。
犬のイタズラに対して「コラ!」と叱るとシュンとした顔を見せますよね。感情豊かな犬なら、とても残念な表情を見せるでしょう。
犬が悲しい気持ちになっている時のしぐさにはこんなものがあります。
- 上目遣いで見てくる
- 呼びかけに応じない
- 無駄吠え
- 自傷、破壊行為
- 違う場所に排泄する
飼い主さんが病気になってしまったり、飼い主さんが帰ってこなくなったりすれば、犬はもっと深い悲しみに陥ります。犬によっては食欲をなくして痩せたり、毛が抜けてしまうなどの症状が出てしまうケースも。
犬も人と同じようにストレスはツラいものであり、悲しみの感情に負けてしまうことがあります。
悲しくなる1番の原因は、やはり大切な飼い主さんにあります。飼い主さんが元気なら犬も悲しくなりません。
もし犬が悲しそうなしぐさを見せてきたら、自分に原因がないか、ちょっと確かめてみてください。
まとめ
いつも傍にいる愛犬にとって、飼い主さんが悲しんでいる姿はツラいものです。飼い主さんの悲しみは犬に伝わっています。そして飼い主さんを元気にするために、自分ができる精一杯の行動を取ってくれるでしょう。
毎日のように一緒に過ごす犬ほど、飼い主さんの「悲しい」気持ちは理解できます。もし犬が悲しそうに見えるときは、自分に何か原因がないか見つめてみてください。お互い励まし合って、また楽しく過ごせる日を取り戻しましょう。