犬が傷つくNGワード1:ネガティブなワード
犬が傷つくNGワードとして、まず紹介するのが「ネガティブなワード」です。ネガティブなワードとは、人間の間で使われる「バカ」などの単語です。
一見するとバカの意味を理解しているワンちゃんは少ないことから仮にワンちゃんに対してバカと発したとしても傷つけることは少ないように思えます。そのため、当然のことですがバカ言ったところで、ワンちゃん自身は何とも思っていません。
しかし、なぜネガティブなワードを使うと犬を傷つけてしまうのかと言うと、私たち人間がネガティブなワードを発した際の表情や声のトーンがワンちゃんにとって嫌なものだと感じさせてしまうからです。
例えば、誰か人に対してバカと言ったとします。その際に眉間に皺を寄せる表情をしたり、声のトーンが普段よりも低くなったり、発した言葉自体も強く言っているはずです。
この言葉の変化に対してワンちゃんを傷つけてしまう恐れがあります。極端な話になりますが普段通りの口調であったり、ニコニコしながらバカなどのネガティブな言葉をワンちゃんに言った場合でも、高確率でワンちゃんは傷つきませんし、何とも思いません。
とは言うもののネガティブなワードを発する際にこのような変化をさせないことは難しいですし、精神論にはなりますが、言った後にどこかのタイミングで言った事自体を後悔するはずです。そのためネガティブなワードをワンちゃんに使わないように注意してください。
犬が傷つくNGワード2:勘違いさせてしまうワード
犬が傷つくNGワードとして、次に紹介するのが「勘違いさせてしまうワード」です。
散歩に行くのが好きなワンちゃんに対して普段から散歩に行く際に、「散歩に行くよ」と呼びかけていたとします。その呼びかけに慣れるとワンちゃんは「散歩」あるいは「行くよ」という言葉に反応して、散歩に行けると思っている可能性があります。
そのため本当に散歩に連れて行くのであればワンちゃんも喜んでくれて楽しい散歩の時間を過ごすことが出来ますが、そうではなく茶化したり反応を楽しむために、あえてこのような「勘違いさせてしまうワード」を言っているのであれば、ワンちゃんを傷つけてしまっているので今すぐにやめてあげてください。
例として散歩という単語を使いましたが、おやつを好きなワンちゃんであれば、与えないのにおやつと言うのも同様です。勘違いさせてしまうのは後々の信頼関係にも影響してきますので、言ってしまったのであればその行為や行動をするようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が傷つくNGワードの例として、
- ネガティブなワード
- 勘違いさせてしまうワード
の2つを紹介しました。
このようにワンちゃんを傷つけてしまう言葉は身近にたくさんあります。相手が犬だから平気だと安易に考えるのではなく同じ生き物として考え、犬に対しても思いやりのある接し方を普段から心がけているとこのような問題に直面する機会が少なくなると思います。