なんて可愛い♡犬が飼い主を喜ばせたい時の仕草3選
犬は飼い主に喜んでもらおうと様々な行動や仕草を見せます。喜んでもらうことで自分も嬉しくなると同時に、褒めてもらえるといった理由も含まれていると考えられるからです。そんな純粋で素直な愛情深い犬たちは、どのような仕草で飼い主を喜ばせようとしているのでしょうか。
1.飼い主の顔周りを舐めようとする
犬は相手の口周りや顔を舐めることで愛情を表現します。そのため、自分が飼い主に愛されていると実感している場合は、飼い主の顔を舐めて喜ばせようとすることがあります。
飼い主も顔を舐める行為には、愛情や甘えが含まれていると気づいている人も多いでしょう。そのため、過去に顔を舐められた時、笑顔になったり愛犬を撫でたりしたのではないでしょうか。
こうした飼い主さんの嬉しそうな表情や態度を見て犬も嬉しくなり、もう一度同じ行動を繰り返していると考えられます。
2.飼い主に寄り添う
犬が飼い主を喜ばせたいと思う理由の1つに、落ち込んでいたり悲しそうにしている飼い主を元気づけたいという理由があります。
そうした時、飼い主に寄り添うことで「元気になって」「隣にいるから安心してね」という気持ちを伝えて喜んでもらおうとすることがあります。
「寄り添う」行動パターンはいくつかあり、実際に飼い主の隣に座ったり、寄りかかるように体を委ねてきたり、眼の前まで来てじっと見つめるといった行動が当てはまります。
3.芸や特定の動きをしてみせる
飼い主を笑顔にさせようと、目の前で楽しそうにおもちゃを振り回してみたり、目の前でゴロンと仰向けになって見せたりと、芸や特定の動きをして見せるという行動も飼い主を喜ばせたい時に見せる行動の1つです。
過去に飼い主が嬉しそうな表情を見せたことを覚えており、「この行動をすれば飼い主が喜んでくれる」「褒められる」と学習しているのでしょう。
これはしつけに応用することもできるため、覚えてほしいコマンドを行動に移せた時に大袈裟なくらい嬉しそうに振る舞うと、コマンド学習が早く進む傾向にあります。
犬は過去に飼い主が喜んだ行動や仕草を覚えている
上記で紹介したように、犬は過去に自分の行動によって飼い主が嬉しそうにした状況を学習することができます。そのため飼い主を喜ばせようとする時、過去に飼い主が嬉しそうな表情や態度を見せた行動を起こすことがあります。
最後に紹介した芸や特定の動きは代表的な行動です。犬が何気なくやったユニークな行動に飼い主が笑えば、「飼い主さんが喜んでくれた!」と学習し、次に飼い主さんに笑ってほしい時に同じ行動を繰り返すことがあります。
対応によってはやってほしくない行動を起こすことも
前述したように、犬は飼い主の表情や声のトーンなどから飼い主の感情を読み取る能力に優れています。そのため過去にとった対応によっては、犬が勘違いしてやってほしくない行動を繰り返す原因にもなります。
例えば、過去に遠吠えをした時に飼い主が「遠吠えしている!」と嬉しそうに反応してしまった場合、「飼い主が喜ぶ行動」として遠吠えがインプットされてしまい、その後も繰り返し遠吠えをするようになります。
このように問題行動が「喜ばれる行動」として勘違いされてしまうと大変です。もしもこうした行動に心当たりがある場合は、次に問題行動を起こした際に無視するようにしましょう。無反応を貫き通せば「飼い主が喜ばない行動」に更新され、正しく学習することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬は飼い主を喜ばせるために、過去に飼い主が喜んだ行動を学習しています。ぜひ今回紹介したような仕草や行動を見せた時は「わざわざ喜ばせようとしてくれているのだ」と察し、褒めたり感謝を伝えたりしましょう。