犬に『ありがとう』を伝えるためにやるべき5つのこと
いつも隣で無償の愛を注いでくれている愛犬たち。そんな愛犬たちに「ありがとう」の気持ちを伝えたいけれど、言葉が伝わらない犬たちへどのように伝えたらいいのかわからないという人も多いですよね。
今回は犬に「ありがとう」を伝えるためにやるべきことを紹介します。
1.いつものごはんにトッピングを
普段はドッグフードのみを与えているというご家庭では、感謝の気持ちを伝えたい時にトッピングをしてあげるという方法があります。
犬にとってごはんは1日の中でも特に楽しみな日課です。しかし、毎日同じドッグフードでは、どうしても飽きてしまうもの。そこで感謝の気持ちを伝えるために、犬が食べられる食材に熱を通しドッグフードに混ぜることで少し豪華なごはんに早変わりします。
犬は飼い主に嬉しいことをしてもらうことで愛情や幸せを感じます。そのため、こうした方法でも十分愛情や感謝を伝えることが可能です。
2.犬の欲求を満たす散歩を行う
皆さんは愛犬と散歩している時、意識していることはありますか。時間がかかるからと急かしてしまっている人は、ぜひ愛犬に感謝の気持ちを日頃から伝えるため、犬の欲求を満たすような散歩を実践しましょう。
例えば、以下のようなポイントを意識して散歩を行うと、犬にとって楽しく充実した散歩になります。
- 匂いを嗅いでいるときは満足するまで嗅がせてあげる
- 無理のない範囲で他の犬や人と交流する
- 時々走ったり歩いたりとメリハリをつける
- 時々ルートを変更したり長い距離を散歩してみる
このように散歩に変化をつけたり、犬が本能的に行っている習性を満足のいくまでさせることで、飼い主さんとの楽しい散歩を充実させることができます。犬にとって喜びをもたらされることは感謝の証でもあるので、散歩の方法を見直してみるのも良いでしょう。
3.家の中で本能的欲求を満たせる遊びを工夫する
家で過ごしている時に普段の遊びを少し工夫するだけで、愛情や感謝を伝えることができます。
- おやつを隠して嗅覚を頼りに探索させる
- ボールを投げて取りに行かせる
- ロープのおもちゃを使って引っ張りっこ
代表的な犬の本能を刺激する遊びは以上です。簡単にできますし、犬も充実した時間を過ごすことができます。また、飼い主と一緒に行うことで飼い主からの愛情を感じ取ることができるので、感謝を伝えるにはぴったりです。
4.スキンシップにマッサージを導入
普段、何気なく行っているスキンシップですが、そのスキンシップタイムに意識的にマッサージを取り入れてみてはいかがでしょう。
マッサージと聞くと専門的な技術が必要と思われがちですが、実際は犬の触られて気持ちいい場所を少し力を加えてくるくると優しく撫でるだけでも効果があります。
例えば、足の付け根や尻尾の付け根、耳の付け根、首回り、お腹などが代表的です。こうした場所を優しく揉んだり、円を描くように撫でたりすることで、筋肉の緊張がほぐれ、マッサージ効果を得ることができます。
5.優しく笑顔で話しかける
一緒に過ごしている時は、ぜひ積極的に話しかけてみてください。「犬は言葉がわからないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、言葉を理解することよりも話しかけてもらうことが重要です。犬は飼い主とアイコンタクトをとったり話しかけてもらったりすることで、幸福度が上がると言われています。つまり「飼い主さんが自分を見てくれている」と愛情を感じることができるのです。
話しかけたり撫でたりするだけならば、時間を取らずに日頃から感謝を伝えることができます。特別な行動ではありませんが、意識的にコミュニケーションをとることも感謝を伝える上で大事ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬は言葉を理解できませんが、飼い主からしてもらった嬉しいことはしっかり覚えています。こうした飼い主の行動を「愛情」として捉えることで、感謝していることと同様の感情を伝えることができます。