犬が鼻を『フガフガ』させる理由5選!病気になっていることも?

犬が鼻を『フガフガ』させる理由5選!病気になっていることも?

皆さんの愛犬は、突然鼻を「フガフガ」と鳴らすことはありませんか。突如苦しそうな様子を見せる愛犬を病院へ連れて行ったことがあるという飼い主さんもいるでしょう。今回は犬が鼻を「フガフガ」させる理由について解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が鼻を「フガフガ」…原因は『逆くしゃみ』が多い!

くしゃみするチワワ

愛犬と一緒に過ごしている時、突然愛犬が「フガフガ」と苦しそうに連続して鼻呼吸を繰り返すことはありませんか。苦しそうな様子を見せる愛犬に「何か病気では」と不安になる方も多いですが、この原因の多くは『逆くしゃみ』という生理現象です。

逆くしゃみとは、名前の通り体から空気を吐き出すくしゃみの逆パターンです。鼻から連続して空気を吸い込もうとする発作的な生理現象を指します。

くしゃみと同様に大きな病気が関係していることは少なく、基本的に生理現象なので自然と治ります。治った後はケロッとしていることが多いので、飼い主も「一体何だったのか」と頭を悩ませることが多い現象の1つでしょう。

犬が鼻を『フガフガ』させる理由5選!病気の可能性も…

犬の鼻

犬が鼻を「フガフガ」させる時、多くは逆くしゃみだと考えられます。しかし、一部の症状は逆くしゃみではなく、病気のサインであるケースも考えられます。ここでは犬が鼻を「フガフガ」させる理由を解説します。

1.誤って空気を連続して吸い込んでしまった

逆くしゃみに多く見られる理由の1つに、誤って空気を何度も吸い込んでしまう行為が挙げられます。これは犬には比較的よく見られる現象で、連続して発作のように空気を吸い込む様子を『逆くしゃみ』と言うことが多いです。

単に何度も吸い込んでしまっているだけなので、基本的には心配する必要はありません。明確な対処法や治療法はないため、数秒から1分程度の間、側で愛犬が気持ちを落ち着かせられるように背中を撫でてあげてください。

2.埃などの異物が入り込んだことによる刺激

くしゃみをするブルドッグ

何らかの異物が鼻に入り込み、鼻の内部に刺激が与えられることで逆くしゃみが起こるケースも非常に多いです。特に人間の目には見えない細かい埃などが鼻に入り込むことで、くしゃみを起こす犬もいれば、逆くしゃみとして症状が現れるケースもあります。

こちらもくしゃみと同様に異物が侵入してきたことに対して起こる生理現象なので、落ち着くまで側で見守ってあげたり、背中を撫でて気持ちを落ち着かせてあげたりする他ありません。

3.花粉などがアレルギー反応を起こしている

犬も花粉や埃に対してアレルギー反応を起こすことはよくあります。もしも花粉が多く飛散する時期にのみ、逆くしゃみが頻繁に起こる場合は花粉症の疑いがあります。

花粉症はくしゃみや逆くしゃみ、さらに鼻水や痒みといった症状が多く見られます。逆くしゃみ以外にもこのような症状が見られたら、一度かかりつけの動物病院でアレルギー検査を受けましょう。

4.鼻周辺の腫瘍や歯周病が原因の可能性

鼻を検査される犬

ここまでは逆くしゃみについて紹介してきましたが、逆くしゃみと似たような症状を発症し、その症状を「逆くしゃみだ」と勘違いされることもあります。

例えば、歯周病が悪化したり鼻腔内腫瘍ができたりしている場合、逆くしゃみのように何度も呼吸を繰り返すような行動が見られることがあります。

ある日突然、逆くしゃみが頻繁に見られるようになった場合は、こうした鼻周辺の病気を疑い、かかりつけの動物病院で相談しましょう。

5.気管に関わる病気を発症している疑い

逆くしゃみの症状と勘違いされやすい症状として、息を吸う時に「ぐーぐー」や「ケッケッ」と乾いた咳のような症状を見せることがあります。これは逆くしゃみではなく、気管に関わる病気を発症している疑いがあります。

このような症状が見られた場合、主に考えられる病気は以下の2種類です。

  • 気管虚脱
  • 僧帽弁閉鎖不全症

気管虚脱は比較的犬によく見られる病気の1つです。年齢の低いうちから見られることもあり、特に小型犬に多く見られると言われています。重症化すると呼吸困難に陥ってしまうため、早期発見・治療が必要です。

対して、僧帽弁閉鎖不全症はシニア犬によく見られる病気の1つです。こちらは心臓病の一種で最悪の場合、死に至る危険性があります。少しでも疑いがある場合は、すぐに動物病院へ連れて行き検査をしてもらいましょう。

まとめ

病院に行く犬

いかがでしたでしょうか。犬が鼻を「フガフガ」と鳴らす多くの場合が、逆くしゃみです。しかし、中には病気が関係していることもあるため、今回紹介したような症状を参考に、少しでも疑いがある時は速やかに動物病院で診察してもらいましょう。

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