犬を飼うと死亡リスクが低下する理由
1.孤独を感じなくなる
犬を飼うと孤独を感じにくくなり、死亡リスクが低下するとされています。
社会から孤立することや孤独を感じることは、早死にする要因になりやすいとされているためです。
一人暮らしではないけれど、家族との会話やコミュニケーションがなく、孤独を感じている人が世の中には大勢いるそうです。
「子はかすがい」という言葉がありますが、犬を飼うことで家族の縁や仲を保ってくれることが死亡リスクを低下させるのではないでしょうか。
2.予防医療に努めるようになる
犬を飼うと自分自身の予防医療にも努めるようになり、死亡リスクが低下するとされています。
愛犬と暮らしている人は「私が入院したらこの子はどうなるのだろうか…」「私が先に死んだらこの子は殺処分されてしまうのではないか…」と一度は考えるものですよね。
愛犬が側にいてくれる限り、まずは自分自身が健康であり続けなければなりません。
犬を飼うと健康に長生きしなければ!と予防医療に努めるようになり、病気の早期発見や早期治療が行えることで死亡リスクが低下するのではないでしょうか。
3.活動量が増える
犬を飼うと毎日のお散歩に出かけるようになり、活動量が増えることで死亡リスクが低下するとされています。
犬がいなければ仕事と買い物以外に外出する機会がないという人もいるようです。
病気やケガをきっかけに自宅に引きこもりがちになる人もいますが、犬がいることでお散歩に行こう、外に出てみようという機会を自然と持てるようになります。リハビリにもなり、回復が早かったとされる人もいますよね。
犬を飼うと活動量が増え、身体的な機能の衰えを予防したり向上させたりすることで死亡リスクが低下するのではないでしょうか。
4.生活の質を向上させる
犬を飼うと生活の質を向上させることができ、死亡リスクが低下するとされています。
愛犬による癒しの効果によって「オキシトシン」というホルモンが分泌されると心も体もリラックスします。
オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、現代のストレス社会を生き抜くために必要不可欠なホルモンです。
嫌なことがあって落ち込んで帰宅した夜も愛犬が玄関で出迎えてくれるだけで幸せな気持ちになりますよね。
病は気から起こるなんて言葉がありますが、犬を飼うと幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されやすくなり、生活の質が向上することで死亡リスクが低下するのではないでしょうか。
5.心血管疾患による死亡率の低減
犬を飼うと心血管疾患による死亡リスクが低下するとされています。
犬を飼っていない人と比べて、犬を飼っている人の心血管疾患による死亡率は36%も低減するという研究結果があります。スウェーデンに暮らす40歳~48歳の340万人を対象とした12年にも及ぶ調査によって分かった事実です。
犬を飼っている人は天候に関わらず愛犬とお散歩に出かける機会が多く、犬を飼っていない人と比べて肉体的な活動レベルが高いことが理由として挙げられています。
まとめ
犬を飼うと死亡リスクが低下するとされる理由を5つ解説しました。
- 孤独を感じなくなる
- 予防医療に努めるようになる
- 活動量が増える
- 生活の質を向上させる
- 心血管疾患による死亡率の低減
私は日焼けや紫外線による影響を気にしてあまり外に出ないタイプです。
しかし、犬と暮らすとそうは言っていられません。朝陽を浴びながらお散歩させてあげたいと考えますし、海に夕陽が沈む様子を見ながら愛犬と過ごす時間を幸せに感じます。
寒い季節には庭で一緒に日向ぼっこをするようにもなりました。愛犬たちがいなければ考えられないことです。実際に犬と暮らしていて風邪をひくことすら減ったと感じています。