犬が『飲み込んだら死んでしまうモノ』5選!誤飲トラブルを避けるためのコツは?

犬が『飲み込んだら死んでしまうモノ』5選!誤飲トラブルを避けるためのコツは?

犬は興味を持ったもののにおいを嗅いだり、口に入れたりして確認します。そのため、食べてはいけないものを誤飲してしまうことも少なくありません。ここでは、犬が飲み込むと大変危険なものについてご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.タバコ

灰皿と犬

室内で犬を飼うことが主流になる中で、タバコの誤飲が非常に増えたとされています。特に室内でも煙草を吸う人の場合、灰皿にタバコの吸い殻を残したままにしている人もいて、それを食べてしまう犬がいるのです。

タバコにはタールやニコチンが含まれているため、食べてしまうと中毒症状を引き起こします。嘔吐をはじめ、体のしびれや痙攣、麻痺などの症状が出て、最悪の場合死に至ることもあるので十分注意しなければなりません。個体差はありますが、小型犬で約2本のタバコで死に至ることがあるとされています。

飼い主さんがタバコを口に入れている様子を見ていることから、食べるものだと認識してしまったり、甘い香りのするタバコに興味を持ってしまったりして誤飲することがあるので、吸う前のタバコも吸殻も必ず犬の手が届かない場所で管理するようにしてください。

2.人間の医薬品やサプリメント

錠剤を見ている犬

日常的に医薬品やサプリメントを飲む場合は、ダイニングテーブルや戸棚の上などさっと手に取れる場所に置いている人も多くいると思います。上記のタバコと同様に、飼い主さんが口にしていることから興味を持って医薬品を誤飲してしまうこともあるので、管理に注意が必要です。

それほど強力な効き目はないはずのサプリメントでも、体の小さな犬には負担をかけてしまうことも少なくありません。嘔吐や下痢だけでなく、犬にとっては有害な成分が含まれていて思わぬ症状を引き起こす可能性もあります。

3.竹串

ごみ箱を漁る犬

誤飲で非常に危険だとされているのが、竹串です。同じように先の尖った釘や針などは、犬が興味を持っても誤飲することはほとんどありません。

しかし、竹串の場合、焼き鳥やフランクフルトなど食べものが刺さっていることが多く、そのにおいや食べ残しがついているため、犬が口に入れてしまいやすいのです。

竹串を飲み込んでしまうと喉を傷つけたり、胃に穴が開いてしまったりと大変危険な事故が起こります。万が一、竹串を飲んでしまった場合は、緊急性を持って対応することが必要です。

4.ボタン電池

ボタン電池

腕時計やおもちゃ、小さな家電などに使われることのあるボタン電池は、誤飲するととても危険なものとして知られています。サイズが小さく、つるっとした質感、丸みのある形状ということで、口に入れると簡単に飲み込めてしまうのです。その上、小さいもののため、犬が誤飲してしまったことに気が付きにくいという点も危険な点です。

さらに、ボタン電池の誤飲が危険な理由はその成分にもあります。食道や胃など消化器官にボタン電池が触れると、電気分解が起こってアルカリ性の液体が作られます。そこで生成された液体はタンパク質を溶かす性質があるため、食道や胃を痛めたり穴を開けたりしてしまうのです。これは短時間のうちに起こることもあるので、ボタン電池の誤飲に気が付いたら、早急に動物病院に行きましょう。

5.保冷剤

保冷パック

暑い季節には、犬のベッドの下に保冷剤をセットしたり、散歩時に保冷剤を入れたタオルを首に巻いたりして熱中症対策をしている飼い主さんもいると思います。

しかし、その状態で犬を留守番させたり、一人きりにしてしまうといたずらで袋を破ってしまうことがあるので、必ず飼い主さんの監視下で利用するようにしましょう。

柔らかなジェルが入った保冷剤の中には、エチレングリコールが含まれているものがあります。飲み込んでしまうと腹痛や嘔吐、震えなどの神経症状、意識障害などが起こり、最悪の場合死に至ります。

まとめ

落ちている薬を見つめる犬

現代の犬は、一昔前に比べて室内飼いが増え、人間の生活の中に入り込んでいます。それは、お互いにとって多くのメリットがありますが、誤飲などのトラブルを招くことにもなっています。

私たち人間は、到底食べられるわけがないと思っているものでも、犬は興味を持って口に入れて確認してしまうことがあります。

身近なものの中にも、犬の命を奪う可能性すらある危険なものが多く存在しているので、室内で犬と暮らしている人は物の管理をしっかりと行うことが必要です。

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