犬が苦手な動物病院の特徴
1.待合室が賑やか
見知らぬ犬や猫や人が集まり、待合室が鳴き声や話し声で賑やかな動物病院を犬は好みません。
休み明けの時、朝早い時、日曜日など込みやすい時間は避けた方がよいです。もしくは車の中で待機するとよいです。
待合室にテレビが設置されており、大音量で流れている動物病院もありますよね。待ち時間が長く、飼い主を退屈させないための気遣いなのかもしれませんが、犬にとっては迷惑なものです。
2.度を超えて話しかけてくる飼い主がいる
待合室の雰囲気作りは動物病院側のみの問題ではありません。飼い主の節度ある態度や行動も重要なことです。
度を超えて話しかけてくる飼い主がいる待合室で犬は落ち着いて過ごすことができません。診察までの待ち時間が退屈なのは理解できるのですが、むやみに飼い主や犬に話しかけることは迷惑になってしまいます。
動物病院に来た理由を聞かれたくない飼い主だっています。愛犬の病気や状態を話したくないのです。
飼い主の「嫌だな…」と思う気持ちが愛犬に伝わってしまうと、犬も動物病院を苦手になってしまいます。
3.スタッフの犬の扱いが雑
対応に追われて忙しいことは飼い主として十分に理解しているつもりです。しかし、スタッフの犬の扱いが雑であると犬が落ち着いていられなくなってしまいます。
「はい、行きましょうね!」と、雑に抱っこされて連れて行かれる犬の気持ちと、その犬の気持ちを感知した犬の気持ちはどうでしょうか。
その動物病院だけではなく、病院そのものが苦手になってしまう原因になりますよね。
4.消毒液のニオイがきつい
受付をしているだけで胸やけがしそうなくらい消毒液のニオイが充満している動物病院があります。
飼い主が耐え難いほどのニオイであると、犬はもっとつらいはずです。消毒液の種類によるのかもしれませんし、換気が上手く行えていないのかもしれません。
朝早い時間の待合室や診察室はとくに消毒液のニオイがこもっていることがあります。
5.暑い
待合室や診察室が暑い動物病院を犬は嫌がります。外に出たがる犬もいます。暖房や冷房を飼い主の体感に合わせて設定されているのかもしれません。
獣医師やスタッフが働きやすいよう快適な温度に合わせて設定されている可能性もあります。
犬に快適な温度に合わせて設定されている場合、飼い主には「ちょっと肌寒いな…」と感じるくらいです。夏は寒いくらい冷房が効いている動物病院もありますよね。
犬に優しい動物病院の選び方のポイント
電話をした時の印象
初めて訪れる動物病院へは、まずは電話をしてみるとよいです。時間外や初診や救急だと診てもらえない可能性があります。
診てもらえても診てもらえなくても、電話をした時の対応は動物病院を選ぶ判断材料になります。
院長先生が電話対応し、「かかりつけしか診ません」と冷たく言われてしまうこともあります。
納得して診察を終えられること
診察室を出る時、疑問や不安を抱えたままではいけません。どんなに忙しくても飼い主が納得できるまで対応してくれる獣医さんのいる病院を選ぶとよいです。いくらでも質問することができ、ひとつひとつ丁寧に分かりやすく説明をしてくれること。治療方法や手術方法など複数の選択肢があることを教えてくれること。メリットだけではなくデメリットがあることも知らせてくれること。飼い主の間違いを指摘し、正しく指導やアドバイスをしてくれること。挙げればキリがありませんが、飼い主が納得できない動物病院では愛犬も安心して命を預けることはできないでしょう。
まとめ
犬が苦手な動物病院の特徴を5つ解説しました。
- 待合室が賑やか
- 度を超えて話しかけてくる飼い主がいる
- スタッフの犬の扱いが雑
- 消毒液のニオイがきつい
- 暑い
動物病院って犬にとって嫌なことや痛いことをされる場所ですよね。
だからこそ犬が苦手な特徴を持つ動物病院は避けたいと思われるのではないでしょうか。