犬がお手を勝手にしてくる時の心理4選
飼い主さんの指示もなく、犬から前足を出して「お手!」とアピールしてくることありますよね。健気にお手のポーズを見せてくる愛犬の姿は可愛らしいものですが、(一体なぜ?)と気になるものです。
もともと犬には、本能的に前足を乗せる動作が備わっています。飼い主さんが「お手」の指示をしなくても、飼い主さんの手の動きに合わせて瞬時に反応していることも。
しかし、飼い主さんに対する何らかのアピールである可能性の方が圧倒的に高いです。
ここでご紹介する「犬がお手を勝手にしてくる時の心理5選」は、どれも共感する内容ばかりかと思います。ぜひ愛犬がお手をして何を訴えているのかを考えてみてください。
1.おやつちょうだい!
愛犬がキラキラした目をしながらお手でアピールする時は、たいてい「おやつちょうだい!」ではないでしょうか?
何か食べ物を持っていたり、美味しそうなニオイが部屋を充満させた時に「それ食べたい!」とばかりにお手をしてくることありますよね。
これは日頃からおやつやご飯を与える前にお手の指示をしているため、「お手をすれば食べ物がもらえる」と学習しています。
そのため、犬はおやつを食べたい時は勝手にお手をしてしまうことがあるんです。
2.かまってほしい
テレビを見てくつろいでいる時などに、愛犬が隣に座って勝手にお手をしてくる…という行動を見せることはありませんか?
飼い主さんの手にそっと前足を乗せて、愛犬が切なげに上目遣いで見つめてきたら、飼い主さんはたまらずノックダウンしてしまうでしょう♪
まるで恋人のような仕草ですが、これは愛犬からの「かまって♡」というアプローチです。
頭を撫でて欲しい子、背中をさすって欲しい子、喉や耳に触れて欲しい子など犬によって好きな撫で方があります。
もしかしたら、最近忙しくて愛犬と過ごす時間が取れなかった、という飼い主さんへの訴えかもしれません。
愛犬からのかまってアピールに、ぜひたっぷりと応えてあげてくださいね!
3.遊んで!
じゃれ合っている犬が前足で相手の犬にタッチをして触れ合っていることがありますよね。
これと同じように、人間に対してお手をして「遊んで!」とアピールしてくることがあります。
犬は、お散歩をしたり体を動かして遊ぶとストレス発散することができます。愛犬が勝手にお手をするのは、ちょっと遊ぶ時間に不満を持っているのかもしれません。
中にはお気に入りのおもちゃをくわえてくる犬もいるでしょう。そして飼い主さんが遊びに付き合ってくれない、とわかるとしょんぼりした顔を見せたりします。
もし遊ぶ時間が足りていないかも…と感じた時には、愛犬とのひと時を一緒に楽しむようにしてください。
4.お散歩に行きたい
犬がお手を勝手にする時には何かをアピールしている時。お散歩が大好きな犬なら「お散歩に行きたい!」と飼い主さんにお手をして誘うことがあります。
お散歩の時間を楽しみにしている犬は、じっと飼い主さんの動きを観察しているものです。
朝起きて頭がボンヤリしている時に、「ねえねえ、早く行こうよ!」とばかりにお手をして誘う犬もいますよね。
飼い主さんが立ち上がるまで、しつこくお手をして誘うこともあるでしょう。お散歩の時間が待ち遠しくてたまらない犬は、この手あの手で飼い主さんを誘ってくるものです。
まとめ
犬がお手を勝手にしてくる時の心理はどれもわかりやすく、一緒に暮らしている飼い主さんなら愛犬が何を考えているのかすぐに察知できるでしょう。
まるで恋人のように「ねえねえ」と前足でアピールする愛犬の期待には、ぜひ最優先で応えてあげてくださいね!