可愛い!わんこが反応する好きな音
まずはわんこが「好きだから」反応してしまう音についてご紹介します。音を聞きつけるなり大喜びしたり、首を傾げて一生懸命に音を聞き取ろうとしているようすは愛らしいですよね。
1.ガサガサ音
ビニール袋をガサガサする音を聞きつけるなり駆け寄ってきて目を輝かせるというのは、わんこあるあるですよね。市販のおもちゃでも、中にガサガサを仕込んであるものが数多く販売されています。
これはわんこのおやつやフードの袋を開けるときにガサガサ音がすることから、「ガサガサ音=おいしいものが出てくる」と学習したからと考えられます。ビニール袋がない時代のわんこは、この音を聞いても無反応だったのかもしれませんね。
2.おもちゃの笛の音
わんこを飼い始めたばかりの頃、おもちゃを触って選んでいたら突然「プピー!」と音が鳴って驚いた、なんて経験はありませんか?わんこ用のおもちゃでは、中に笛が埋め込まれていて押すと「プップー」「ピー」と鳴るものがたくさんあります。
わんこと記念写真を撮るときなど、カメラマンさんがカメラの横でおもちゃを鳴らして目線を向けさせるときなどにも使われますよね。このようにわんこは笛の音にはついつい反応してしまいがちのようです。
3.飼い主さんの足音
玄関でのお出迎えはもはやわんこのお家芸のようなものですが、わんこは近づいてくる飼い主さんの足音を聞き取ってお出迎えに備えていると考えられています。車で通勤通学している場合には、同様に飼い主さんの車のエンジン音を聞き分けているようです。
要注意!わんこが反応する嫌な音
1.モスキート音
一時期、子供には聞こえるけれど大人には聞こえない音としてモスキート音が話題になりました。このモスキート音はいわゆる超音波のようなものですが、聴覚が優れたわんこには普通に聞き取れる音です。ただ不快に感じる子もいるようなので、嫌そうな反応をしていたら気をつけてあげましょう。
2.インターホン
インターホンが鳴ると愛犬が吠え立ててしまって困っているという人は少なくないのではないでしょうか?インターホンの音に過剰反応してしまうわんこは、警戒心が強すぎたり社会化が不十分だったりして「インターホンが鳴る=なわばりに侵入者が来る」と学習してしまっていることが多いようです。
3.サイレン
消防車やパトカーのサイレンの音に反応して遠吠えをしてしまうわんこも多いようです。サイレンの音が他のわんこの遠吠えの声に似ているからという説もありますが、理由ははっきりとはわかっていません。
4.雷
雷はわんこにとって危険な音の代表格といえるでしょう。雷の大きな音に驚いて脱走してしまい、迷子になってしまうケースが毎年多発しているからです。火事場のばか力でいつもは乗り越えられない柵を飛び越えてしまったり、開けられない戸を開けてしまったりすることもあるので、雷が鳴っているときは厳重な戸締りと注意が必要です。
5.花火
1年の中でも夏はわんこの迷子件数が爆発的に増える季節です。上述のとおり、夏は夕立ちやゲリラ豪雨が多く雷の発生が増えることもありますが、もう1つ、夏の風物詩ともいえる花火も大きな原因です。
花火も雷と同様、過剰反応したわんこが脱走してしまうきっかけになります。花火大会にわんこ連れで出かけるのは避けたほうがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近ではわんこが反応する音を集めた動画やアプリも数多く配信されているので、愛犬に聴かせて反応を見てみるのも面白いですよ。愛犬が好きな音が見つかったら、たくさん聴かせて喜ばせてあげたいですね。