犬に最適な散歩コース
1.他の犬や人と会いやすい
犬はお散歩中にも社会性を身に着けます。犬と会うことで犬社会を学び、人と会うことで人間社会を学びます。
社会性が身に付くまでは、他の犬や人を恐れたり、威嚇したりすることがあるかもしれません。だからと言って、避けてばかりいると社会性を身に着けることができず、問題行動の原因になることがあります。
飼い主や家族以外と必ずしも仲良くしなければならないことはありませんが、動物病院に行きづらい、唸ったり吠えたりしてお散歩しづらいということになりやすいです。
成犬や老犬になった時にも他の犬や人と会いやすいお散歩コースがオススメです。よい刺激を受けることができるためです。ストレスの発散や老化防止によいです。
2.土や芝生のある場所
ダイエットや肥満予防、健康促進や病気予防、運動不足にならないようにと長めのお散歩をすることがあると思います。
犬の手足や足腰の関節など体にかかる負担を減らすために、土や芝生の上を歩かせてあげることをオススメします。体重を上手く分散させてあげることができるため、関節に優しいお散歩をすることができます。
アスファルトでは関節に負担がかかりやすいため、ボール投げをしたり走らせたりしたい場合には、より土や芝生の上がオススメです。
3.いくつかの決まったコースをランダムで
犬は毎日きっちり決まったコースをお散歩するよりも、ランダムな方が好奇心や興味をくすぐられて楽しいと感じるそうです。
いきなり見知らぬ場所へ行くと不安や緊張でストレスになってしまいますので、いくつかの決まったコースを用意します。
そのコースの中から「今日はこのコースにしよう!」と飼い主が決めます。
犬は「今日はどのコースかな♡」と楽しみに待つことができるという点がオススメするポイントです。
4.休憩場所がある
途中で歩かなくなってしまったり抱っこをおねだりしたりなど、毎回お散歩を拒否する犬もいますね。疲れてしまいやすいのかもしれません。もう少しゆっくりお散歩を楽しみたいのかもしれません。
途中で公園や広場に立ち寄ることができるなど、休憩場所があるコースがオススメです。少し休憩をすることでまた楽しく歩き始めることがあります。
休憩場所になりやすい公園や広場には他の犬や飼い主も集まるため、よいコミュニケーションの場にもなるのではないでしょうか。
5.下り坂や上り坂がある
短時間のお散歩でも下り坂や上り坂があることで体力を使いやすくなります。適度な筋肉トレーニングもなり、筋肉の維持にもよいコースです。
上り坂では少し息が弾むくらいのペースで歩くとよいです。中型犬や大型犬、体力のある犬、運動が大好きな犬、なかなかお散歩に満足できない犬などにオススメです。
安全に上り下りすることが可能であれば、長めの階段があるコースもオススメします。階段は、下りは躓いたり転倒したりしやすいため、上りであるとよいと思います。
6.犬に優しく声をかけてくれる人のいるコース
お散歩をしていると色んな人と出会います。
すれ違うだけで嫌な顔をする人もいます。自宅の前をお散歩する犬と飼い主をジッと睨みつける人もいます。いきなり嫌な言葉を投げかけてくる人もいますよね。
排泄物の後始末をしないなど、マナーを守らない飼い主に困っているからです。しっかりマナーを守ってお散歩している犬と飼い主が損をしてしまいやすいお散歩コースかもしれません。
犬は人の言葉は分からなくても感情を読み取ることはできます。だからこそ、犬に優しく声をかけてくれる人のいるコースを選ぶのがオススメです。
まとめ
犬に最適な散歩コースを6つ解説しました。
- 他の犬や人と会いやすい
- 土や芝生のある場所
- いくつかの決まったコースをランダムで
- 休憩場所がある
- 下り坂や上り坂がある
- 犬に優しく声をかけてくれる人のいるコース
毎日お散歩しているとマンネリ化してしまいやすいですよね。本来のお散歩の目的さえ見失ってしまうこともあります。
飼い主の皆さんも心から楽しんでマナーをしっかり守りつつ、安全にお散歩してくださいね。