右利き?左利き?犬の利き足を判定する方法6選
犬の利き足の基準や正式な判定方法はありません。でも、ある方法でその犬が「右利き」なのか「左利き」なのかを知ることができます。
海外でも犬や猫など動物の利き足についての研究は進んでおり、様々な判定方法を100回繰り返すなどを行っているようです。
100回観察するのは大変ですが、愛犬と暮らす中で利き足を意識して見ていけば「きっとそうだろう」とおおよそわかります。
中には両利きの犬もいるので、愛犬の利き足はどれに当てはまるか、チェックしてみてください!
1.最初に踏み出す足を観察する
人間と同じように、犬も最初の一歩目は利き足を出す傾向にあるようです。
愛犬が「どちらの足から踏み出すことが多いか」を観察してみてください。「マテ」の状態から「ヨシ!」と指示を出すと観察しやすくなります。
2.取り出しにくい容器におやつを入れる
おやつを茶筒などに入れて、犬がどちらの足で取り出そうとするのかを見ることで、利き足をじっくり観察することができます。
器用に足を使わないとおやつが出てこない仕組みの犬用の知育玩具を利用するのがおすすめです。
一生懸命おやつを取ろうとする健気な愛犬の姿を見ることもできるので、果たしてどちらの足が利き足なのか?ぜひ判定してみてください。
3.犬の前に手を出してみる
すでに「お手は右足」と覚えさせてしまっている場合は有効的ではありませんが、お手をこれから覚える犬ならとっさに差し出した足が利き足であると判定できます。
お手以外にも「ハイタッチ」でもいいですね。右足と左足でハイタッチさせてみて、どちらがやりやすそうであるか?で利き足を知ることができます。
4.何かを鼻に貼る
簡単にはがせるシールなどを犬の鼻先に貼ってみましょう。はがそうとする足がどちらか?で右利きか左利きかを判定することができます。
どちらの足も使う犬の場合は、何回か試してみて総合的に判定してみてください。両足を交互に使い続ける犬は、おそらく両利きなのでしょう。
5.タオルの下におやつを隠す
タオルなどの下におやつを隠して、犬がどちらの足で取ろうとするかで利き足を判定できます。
とても手軽な判定方法なのでこちらもぜひ試してみてください。何度も繰り返してみて総合的な判断をしてください。
6.手のひらにおやつを隠す
飼い主さんがどちらかの手におやつを隠して、「どーっちだ?」と犬の目の前に差し出してみます。この時どちらの足をとっさに出すか?で愛犬の利き足をチェックできます。
犬の利き足によって性格がわかる?
「右利きか左利きか」で犬の性格がわかる、というお話を聞いたことがあるかもしれません。
実際に犬の利き足については海外でも研究されており、利き足によって警察犬やセラピー犬に適しているかの基準にすることもあるようです。
人間だと「左利きの方が右脳型」と言ったりしますが、動物の場合は右脳を使う方が恐怖を感じる部分で、左脳は恐怖を抑える役割があるといわれています。
そのため、右利きの犬より左利きの犬の方が「怖がりな犬」の傾向があるようです。あくまでもそういった傾向がある、という話なのでもちろん例外もあります。
もし雷や物音にとても怖がる場合は、愛犬の利き足を調べてみるといいかもしれませんね。
まとめ
犬の利き足についてご紹介しましたがいかがでしたか?愛犬は果たして右利きなのか、左利きなのか早速確かめたくなりますよね。
ただによって「明らかに右利き」など判定しやすい場合と、どちらなのか判断しにくい場合があります。
わからない場合は何度も根気よく確かめる必要はありますが、ぜひ愛犬の利き足を調査してみてくださいね!