犬が飼い主の膝に乗る時の心理1:何かを伝えたい
犬が飼い主の膝に乗る時の心理として、まず紹介するのが「何かを伝えたい」です。
当たり前の話ですが、犬は人間とは異なり会話をして何かを伝えることが出来ません。そのため、何かを伝える際には何かしらのサインや行動をします。その中の一つとして、飼い主さんの膝に乗って何かを伝えようとすることがあります。
決められた場所でトイレを出来たのであれば、褒めて欲しいという気持ちを伝えようとしているのかもしれませんし、何か変な音や臭い、あるいは物を見た際に信頼している飼い主さんの膝に乗って伝えようとしているのかもしれません。
ワンちゃんが膝に乗ってきた際にじっと目を見つめてくるのであれば、何かしらを伝えようとしているサインである可能性が高いので、その時のワンちゃんの様子であったり周囲を確認してみると何か気づくことがあるかと思います。
異変ではなく褒めて欲しいというサインであるなら、褒めてあげるとワンちゃんも喜びを感じ、また同じ行動をするようになるでしょう。
犬が飼い主の膝に乗る時の心理2:おねだりしている
犬が飼い主の膝に乗る時の心理として、次に伝えたいのが「おねだりしている」です。
例えば、飼い主さんが何かを食べている時や他の動物におやつなどを与えていて、ワンちゃんには何もあげていない状況で膝に乗ってきたのであれば、自分にもそれをちょうだいとおねだりをしている可能性があります。
あげて良いものであれば、少しおすそ分けしてあげるとワンちゃんは喜んでくれるかと思いますが、毎回あげてしまうと、分けてあげないと要求吠えをするようになる可能性があるため注意が必要です。高カロリーなものであるならば、虫歯や肥満の原因にもなります。
また、他の動物には与えているのに、目の前のワンちゃんだけに与えていない場合、何か事情があるならば出来るだけ見えない所で与えるようにしてください。
犬が飼い主の膝に乗る時の心理3:甘えたい
犬が飼い主の膝に乗る時の心理として、最後に紹介するのが「甘えたい」です。
大好きな飼い主さんに甘えたい時に出来るだけ近くの場所で、かつ居心地の良い場所として、飼い主さんの膝の上を選んだ可能性があります。
また、以前にワンちゃんが膝に乗ってきた際に飼い主さんが喜んだことがあったりなど、ワンちゃんにとって良い思いをしたことがあるのであれば、その時のことを覚えていて再度乗ってきたのかもしれません。
その時のワンちゃんの気持ちは甘えたいという思いで満ち溢れていると思いますので、たくさん甘えさせてあげてください。そうすることでより強い信頼関係を築くことにも繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬が飼い主の膝に乗る時の心理の例として、
- 何かを伝えたい
- おねだりしている
- 甘えたい
の3つを紹介しました。
このように飼い主さんの膝にワンちゃんが乗ってくるのには様々な理由があることがわかりました。共通していえることですが、犬は警戒心の強い動物であるため、膝に乗るという行為は安心出来る人にしかしません。
もし、愛犬が膝に乗ってきたのであれば、その時の様子を確認し、愛犬が何を伝えようとしているのか考えてみて、相手にとって正解と思う行動をすることが出来れば、より絆は深まるかと思います。