犬用サングラスで愛犬の目を守る
1.紫外線の影響から目を守る
犬用サングラスを利用することで、紫外線の影響から目を守ることができます。
犬の目は日光が当たりやすく、紫外線の影響を受けやすい部位です。お散歩の時だけではなく、車でお出かけの時にも犬用サングラスを利用することで目に日光や紫外線が直接当たることを防ぐとよいです。
2.角膜の病気を予防する
犬用サングラスを利用することで角膜の病気を予防することができます。目に紫外線を浴び続けた場合、角膜への影響が最も大きいです。
紫外線の影響による主な角膜の病気は2つあります。
- 慢性表層性角膜炎
- 慢性表在性角膜炎
本来、角膜には血管が通っていませんが、角膜の周りから血管が侵入したり色素が沈着したりする病気です。
症状が角膜全体に拡がってしまうと視力が低下することがあります。犬用サングラスを利用することで角膜を保護するとよいです。
3.白内障を予防する
犬用サングラスを利用することで「白内障」を予防することができます。
目の中の水晶体が白っぽく濁る病気ですが、後天性である場合の主な原因のひとつが紫外線による影響です。犬の目が過度に紫外線を浴びて吸収してしまったことが原因で発症することがあります。
白内障は治療によって進行を遅らせることが可能です。しかし、完治することはありません。
犬用サングラスの利用は白内障の予防にも役立ちますが、すでに白内障である犬の症状の進行を遅らせるためにも役立てることができます。
4.車酔いを予防する
犬用サングラスを利用することで犬の視界を制限し、目から得る情報を減らすことで車酔いを予防することができます。
犬は目に入ってくる情報量が多いほど車酔いをしやすいとされています。どうしても窓の外の景色を眺めていたい犬には、犬用サングラスを利用することで車酔いを軽減してあげるとよいです。
長時間のドライブで車酔いを心配される場合には、犬用サングラスの利用と合わせてかかりつけの病院で予防薬を処方してもらってから出かけるとよいです。
犬用サングラスの選び方
微調整ができること
ぴったり合ったサイズでなければ身に着けることにストレスを感じやすいです。頭を振ってサングラスを取りたがることがあります。愛犬のサイズにぴったりと合わせることができるよう、微調整が可能な犬用サングラスをおすすめします。
運動してもズレないこと
犬が運動している間にズレてしまうサングラスでは目を日光や紫外線から守ってあげることができません。
走り回ったり激しく運動をさせたりしたい時は、頭と顎で固定することができる犬用サングラスをおすすめします。ゴム製のベルトで調整できるタイプであれば身動きしやすいと思います。
UV99.9%カットであること
紫外線による目の影響を防ぎたいのであれば、UV99.9%カットの犬用サングラスを選んでください。
100円ショップやペットショップでも犬用サングラスを見かけることがありますが、ファッションやオシャレを楽しむためのアイテムであるため、紫外線をカットできないものがほとんどです。
UVをカットできる犬用サングラスであるかどうか確認してから購入しましょう。
ゴーグルタイプが身に着けやすい
犬用サングラスで最もおすすめなのがゴーグルタイプです。身に着けやすいため犬が嫌がりにくいです。運動してもズレることはほとんどありません。
警察犬や救助犬も利用することがある本格的なUVカット機能付きのゴーグルをおすすめします。
まとめ
犬用サングラスを利用するメリットを4つ解説しました。
- 紫外線の影響から目を守る
- 角膜の病気を予防する
- 白内障を予防する
- 車酔いを予防する
犬用サングラスを利用する時は耐久性や利便性はもちろん、UV99.9%カットの商品を選んでくださいね。