赤ちゃんと犬の初対面で気を付けること
1.いきなり近づけない
初対面では犬と赤ちゃんをいきなり近づけない方がよいです。
生まれて初めて赤ちゃんを見る犬は、赤ちゃんが何者であるかをすぐには理解できないことがあります。
飼い主と同じ人間であることさえ分からないかもしれません。敵だと勘違いし、攻撃してしまうことがあります。
いきなり近づけるのではなく、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせた状態で対面させるとよいと思います。
2.いきなり触れ合わない
初対面では犬と赤ちゃんをいきなり触れ合わせない方がよいです。
赤ちゃんが犬の体を叩いてしまったり、しっぽをギュッと強く引っ張ってしまったり、危害を加えてしまうことがあります。
赤ちゃんは力の加減をすることができません。驚いた犬が赤ちゃんを攻撃してしまうかもしれません。
対面する時は、赤ちゃんと犬のどちらも制御することができるように大人が2人以上付き添うとよいと思います。
3.普段と同じように接すること
愛犬に対しては普段と同じように接するとよいです。
赤ちゃんと初めて会うからといって、飼い主や家族の接し方や態度が変わると犬は不安を感じてしまいます。
赤ちゃんに嫉妬してしまう犬もいます。いつもと違うことに混乱し、パニックを起こしてしまう犬もいるでしょう。
初めて会う特別な日ではありますが、あまり大袈裟にはしない方がよいと思います。
犬が赤ちゃんを警戒しないようにするための方法
赤ちゃんが眠っている時に会わせる
赤ちゃんは大きな声で泣きますよね。犬は大きな音が苦手です。
初対面の時、大きな声で泣く赤ちゃんと会わせてしまうと確実に警戒します。
赤ちゃんが眠っている時に短時間だけ会わせるようにするとよいでしょう。
ミルクを飲んでいる時に会わせる
ミルクを飲んでいる時の赤ちゃんは泣いていませんよね。
起きて動いている赤ちゃんの姿を犬に見せてあげることができるチャンスです。
近づかせたり触れさせたりするのではなく、犬を抱っこした状態で赤ちゃんをそっと覗くようにして見せてあげるとよいと思います。
飼い主が緊張しないこと
飼い主や家族が緊張していると犬は警戒します。赤ちゃんと犬を合わせることに少しでも不安があるのではあれば、まだ会わせるタイミングではないのかもしれません。
飼い主や家族が安心して落ち着いた気持ちで会わせてあげられる時がベストタイミングです。
初対面の前に準備しておきたいこと
シャンプーをしておく
赤ちゃんと犬を触れ合わせたい時は、シャンプーをして愛犬の体を清潔にしておくとよいです。
お散歩の後は手足の汚れを温かいシャワーで洗い流し、お尻周りに排泄物が付着していないか確認しておきましょう。
念入りにブラッシングしておく
抜け毛を少しでも減らすために念入りなブラッシングをしておくとよいです。
生まれて間もない赤ちゃんであると、犬アレルギーの有無は分からないですよね。
口の中を清潔にしておく
犬が赤ちゃんの顔や手を舐めることがあります。感染症や病気を心配する必要はありませんが、衛生面を気にされる人もいますね。
犬の口の中が清潔であれば、それほど気にならないはずです。
愛犬の口の中の健康を維持していますか?歯石や歯周病は気になっていませんか?
赤ちゃんとのよい初対面のためにも愛犬の生涯の健康のためにも口の中のチェックをお願いします。
まとめ
赤ちゃんと犬の初対面で気を付けることを3つ解説しました。
- いきなり近づけない
- いきなり触れ合わない
- 普段と同じように接すること
飼い主や家族も緊張する瞬間ではありますが、犬はもっと緊張しています。
犬にとって赤ちゃんは未確認生物です。少しずつ距離を縮めるようにするとよいのではないでしょうか。