犬を夜にお散歩させるメリット
夜のお散歩は注意すべき点がいくつかありますが、犬にとって良いメリットももたらします。
夏バテや熱中症対策になるもはもちろん、音や人に敏感な犬は道が空いている夜道の方が落ち着ける可能性があります。
子供が苦手な犬なら日中より夜のお散歩の方が向いているでしょう。
ただしあまりにも人や犬を避けてしまうと社会性が失われてしまうので、適度に色んな人や犬とコミュニケーションを取る機会を作ってくださいね。
犬の夜のお散歩で注意すべきこと5選
真夏のお散歩は毛におおわれた犬にとって非常に暑く、人間の飼い主ともども「熱中症」のリスクが高まります。
熱いアスファルトを歩くと犬の肉球がやけどするおそれもあるので、気温の高い日中のお散歩は避けるべきですね。
涼しくなった夜のお散歩は一見すると快適に見えますが、思わぬトラブルが発生することもあります。
ぜひ大切な愛犬を守る意味でも、夜のお散歩で注意すべきこと5選を参考にしてください!
1.落下物がないか確認する
真っ暗な夜道は辺りが見えなくなってしまいます。特に足元が見えない状態ではトラブル回避ができません。
犬が踏むと危ないガラス破片が落ちていたり、人間の食べ物をうっかり食べてしまう危険性もあります。
犬は暗くても目が利くので、飼い主さんが気づく前に落下物を食べてしまうことがあるので十分注意してください。
夜のお散歩に出かける際には、懐中電灯で足元を照らしながら歩行するようにしましょう。
また、犬が先を歩かないよう、リードは短く持つことが大切です。
2.犬を車や自転車から守る
夜のお散歩に行く際には、犬や飼い主さん自身も光るアイテムを身に着けて存在をアピールしてください。車や自転車から暗闇を歩く犬や人間は見えにくいのでとっても危険です。
最近はピカピカ発光するリードやハーネスなど、光るお散歩グッズがたくさん販売されています。
ぜひ飼い主さんも反射テープなどを活用して、犬と一緒に安全な夜のお散歩を行ってください。
3.マンホールに気をつける
真夏の夜道ではマンホールにご注意ください。暗くなった時間でも、夏場のマンホールはまだまだ熱いので犬がやけどしないように気をつけましょう。
熱いだけでなく、マンホールへの落下にも気を付けなければなりません。
足元が見えない状態で歩いてしまい、マンホールやグレーチングと呼ばれる網の側溝に踏み落としてしまう可能性も。
とくに目や鼻や耳に衰えを見せる老犬と散歩する場合は、足元を十分注意して歩かせるようにしましょう。
4.近隣に迷惑をかけないようにする
夜は声や物音が響きやすいので近隣への配慮が必要です。夜道でご近所の犬やすれ違う人に吠えてしまうと、お互い驚いてしまい思わぬケガを伴うおそれもあります。
とくに都市部は夜になると酔っ払いや若者が増えるので、人ごみのない場所を選ぶべきでしょう。歩きやすい平坦で道幅のあるお散歩コースをぜひ選択してください。
夜歩きが苦手な犬もいますので、ワンワン吠えてしまう場合は人が寝静まる時間になる夕方から夜にお散歩をするよう工夫しましょう。
5.日光浴不足にならないようにする
犬にとってお散歩は刺激的な体験であるとともに、日光浴のチャンスでもあります。
真夏のような季節は熱中症対策を優先すべきですが、そうではない季節は日光浴不足にならないよう日中のお散歩を積極的に取り入れましょう。
犬は日光浴によって免疫力アップやストレス発散、老化防止などの効果を得ることができます。
暑い季節が終わった際には、昼のお散歩もぜひ楽しんでくださいね!
まとめ
暑い日のお散歩は犬ばかりではなく、飼い主さん自身も熱中症を回避させて行ってください。
夜のお散歩には注意点はありますが、便利なお散歩グッズを活用してぜひ楽しみましょう。