犬が飼い主にしている気遣い
1.いつまでも待っていてくれる
犬は飼い主を気遣っていつまでも待っていてくれます。休日の朝は寝坊してしまうこともあると思いますが、お散歩やごはんの催促をすることなく待っていてくれることがありますよね。
トイレが汚れていても知らせることなく、眠っている飼い主を気遣って起こさずに待っていてくれることもあります。
平日の朝に寝坊してしまいそうな時は「お散歩に行こうよ!」と起こしてくれることがありますが、仕事や学校に遅刻してしまわないための気遣いなのかもしれません。
2.寄り添ってくれる
犬は飼い主を気遣って寄り添ってくれます。子供が泣いている時はなぐさめるようにして寄り添い、飼い主の元気がない時はそっと隣に寄り添うことがあります。
飼い主や家族の楽しい・嬉しい・悲しい・悔しいなどの感情を読み取ることができるため、ポジティブな感情である時は一緒にはしゃいで楽しんでくれますし、ネガティブな感情である時は気遣って寄り添ってくれるのです。
普段は自分のケージで眠るのに、飼い主が風邪をひいて寝込んでいる時はベッドに来て寄り添ってくれる気遣いをしてくれることもあります。
3.子供の喧嘩を止めてくれる
子供が兄弟喧嘩をしている時、飼い主を気遣って代わりに止めに入ってくれることがあります。両親から見ると微笑ましく可愛い子供と愛犬の姿ですよね。
兄弟に年の差や力の差がある時は、年下や力の弱い方をかばうように間に入ることがありますし、年上や力の強い方を体を張って止めに入ることもあります。
家事で忙しくしている飼い主を気遣い、「代わりに止めなければ!」という強い使命感を持って行動しているのかもしれません。
4.飼い主に合わせて歩いてくれる
高齢の飼い主の健康を気遣い、歩くスピードに合わせてお散歩をしてくれることがあります。
基本的には横に並んで歩いたり少し先を歩いたりしますが、何度も何度も飼い主の顔を見上げることがあります。
「大丈夫?」「疲れてない?」「ちゃんとついて来てね?」などと気遣っているのだと思います。
5.放っておいてくれる
常に寄り添っていることが好きな犬も飼い主が忙しくしている時やイライラしている時は気遣って放っておいてくれます。
おもちゃでひとり遊びをしていたり、ケージやベッドで眠っていたり、飼い主とは別の部屋で待機していることもあります。
名前を呼んでくれるまで、「おいで!」と声がかかるまで、飼い主の機嫌がよくなる時まではただ黙って放っておくことが気遣いだと考えているのではないでしょうか。
6.子守りをしてくれる
飼い主を気遣って赤ちゃんの子守りをしてくれることがあります。
赤ちゃんが退屈しないように一緒におもちゃで遊んでくれることもありますし、自分のお気に入りのおもちゃを持って来てくれることもあります。
赤ちゃんが泣き出せば猛ダッシュで駆け付けます。お昼寝の時は赤ちゃんの体が冷えてしまわないようにぴったり寄り添って一緒に寝てくれます。
家事や育児で忙しく、なかなか自分の時間を持てない飼い主を気遣い、代わりを務めようとしているのでしょう。
7.トイレを知らせてくれる
トイレをキレイにしてくれる飼い主を気遣って「おしっこ出ました!」と知らせてくれることがあります。
放っておくと部屋にニオイが充満してしまうことがありますし、飼い主や家族が不快な思いをしないようにと気遣ってくれているのだと思います。
まとめ
犬が飼い主にしている気遣いを7つ解説しました。
- いつまでも待っていてくれる
- 寄り添ってくれる
- 子供の喧嘩を止めてくれる
- 飼い主に合わせて歩いてくれる
- 放っておいてくれる
- 子守りをしてくれる
- トイレを知らせてくれる
普段からよく飼い主の行動を観察している犬は、自分がどのように行動したら飼い主を喜ばせることができるかと考えているのだと思います。だからこそ自然な気遣いができるのでしょう。