️犬の癖はいつ身につく?
ひとえに「犬の癖」といっても、共感できる行動から奇妙な行動まで、その種類はバラエティに富んでいます。これらの癖は、いつ身につくのでしょうか。
生まれたばかりの子犬は目が開いておらず、耳も聞こえていません。体の機能が限定的なので、あらゆる行動は全て母犬頼りです。
脳が急激に発達するのは、生後約3週齢〜12週齢の「社会化期」になります。
社会化期は情報の吸収力や周りの環境への適応力が非常に高いため、その後の犬の気質を左右する大事な時期といえます。癖が身につくのも社会化期、ということです。
️やめさせたい癖はコレ!
1.飛びつき
犬が喜んで人間に飛びつく様子は、傍から見ると、無邪気で微笑ましい光景かもしれません。
しかし、中型犬・大型犬は力が強いです。興奮状態になって全力で飛びついたら、相手が子どもや高齢者の場合、転んで怪我をしてしまう危険性が高くなります。
2.マウンティング
犬のマウンティングは、対象物に前足でしがみつき、覆い被さるような姿勢で腰を振る行為です。
年齢・性別はあまり関係なく、遊びや支配欲など繁殖目的以外の意味合いが強いですが、少なからず嫌な感情を抱く方はいると思います。
3.床を舐める
犬が床を舐める理由は、いくつか考えられます。
飼い主に向けたアピール行動や、体調の異変を知らせる合図かもしれないので、頭ごなしに叱らないよう心掛けてください。
- 食べ物のニオイがする
- 空腹を感じている
- 不安な気持ちを解消したい
- 自律神経が乱れている
- 退屈している など
おとなしい性格の犬はストレスを溜め込みやすく、吠える代わりに床を舐めて不満を解消しようとする可能性があります。
散歩時間を増やしたり、しつけスプレーを使って対処するようにしましょう。
※フローリングの床では、犬が舐めても無害なワックスを使用しておくことをおすすめします。
4.拾い食い
成長と共に改善されていく拾い食いですが、子犬期は特に注意が必要です。たとえ地面に落ちているものでも、躊躇なく口に入れてしまうことがあります。
自然な摂食行動とはいえ、寄生虫や細菌による健康被害が起こるかもしれません。
️「オンラインドッグスクール」の活用
コロナ禍により自粛生活を強いられる状況が続いていますが、犬のしつけで困ったときに信頼できる相談先があると、初めて犬を飼う方でも安心ですよね。
対面で何かをするのが難しい現代では、オンラインのドッグスクールが本格始動しています。
「Zoom」、「Skype」といったWebツールが普及してきているからこそ、実現できているのだと思います。
自宅にいながら専門家のアドバイスを受けられることで、周りの目を気にせず相談できたり、人との接触を避けつつ時間を有効活用できるのは、最大のメリットと言えるのではないでしょうか。
残念ながら「withコロナ」の時代はまだ当面続きそうです…。新しい生活の一部として、このようなオンラインサービスを是非前向きに活用してみてください。
️まとめ
どなたも経験あるかもしれませんが、愛犬の習慣化した癖を直すのはなかなか大変です。
言葉が通じる人間相手でも大変なのですから、相手が犬となると更に難易度が上がります。
しかし、良識ある犬に育てるためには、じっくり時間をかけて丁寧にしつけをしましょう。
最初のうちは苦労することもあるでしょうが、そんな日常も後から振り返ってみると、良い思い出になります。
愛犬の成長は、飼い主の成長にも繋がっています。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
マウントは人でも犬でもやっちゃならない。人には迷惑だし犬では優劣をつけてしまいます。特に日本犬、使役される犬に多いと思います。
俺の愛犬もよく床舐める。なんでかは解んない。退屈なのかもしれない。
拾い食いはまじでやめるべき、これは他人より自身、犬自身が迷惑です。犬はなにがなんでも平気か解る訳ない、小さなガキと同じで何でも口いれる。手の代わりに口使う。健康を守るためにも拾い食いは必ずさせないこと、苦しむのは愛犬です