「犬」という存在
犬は人間の最良の友
「犬は人間の最良の友」という言葉を皆さん1度は耳にしたことがあるはず。犬は地球上で初めて人間と暮らし始めた動物です。
遥か昔は狩をする仲間として、そして現在の犬達は私たちのかけがいのない家族としてはもちろん、警察犬や介護犬など人のために懸命に働いてくれている犬達も存在します。今の人間社会に「犬」という生き物は無くてはならない大切な存在なんだと思います。
犬は感情豊かで社会性のある生き物なので人と共通する面も多々あります。しかし犬は人間よりもずっと感受性が豊かで純粋で素直な生き物です。損得勘定なんて全くしない「犬の生き方」に飼い主さんが影響を受けることも珍しくないはず。
犬と共に暮らしたからこそ学ぶことができた人生で大切なことをいくつかお伝えしていきます。
犬から学んだ人生で大切なこと5選
1.学ぶことの大切さ
犬と暮らし始めたらまずは最低限の「しつけ」をしますよね。トイレトレーニングから始まり「マテ」や「オスワリ」など比較的、簡単なトレーニング中でも愛犬が一生懸命考えているのが伝わってくると思います。
「なんだろ?なにを教えてくれているのだろう?」「どうしたら目の前のオヤツを貰えるのだろう?」と考えている愛犬の意地らしい姿に胸が一杯になると同時に、私たちと暮らしていくために「人間社会のルール」を一生懸命に学習してくれる愛犬に感謝の気持ちも芽生えます。
そして飼い主としては愛犬に学んでもらうためにしつけ法を学習するのはもちろんですが、犬の生態や習性、また健康的に過ごすために具体的にどうするべきなのか「犬について」をたくさん学ぶことで少しでも長く愛犬と共に過ごせる時間が増えるんだと思います。
犬以外のことでも沢山のことを知り学んでいくことが人生において大切なのは当たり前ですが、愛犬と暮らし初めて改めて強く思うことも。
2.いつだって全力で今を生きる
愛犬を見ていて思うのは「何をするときも全力」。ご飯を食べるときもお散歩も、オモチャで遊ぶときもお出迎えをしてくれるときも全身全霊で力を発揮しているのがわかります。
さんざん遊んで電池が切れたかのように「眠いから寝ます!」とパタンと寝てしまうのも「今だけを生きている」からなのでしょう。
もちろん犬も過去に出会った他の犬や人を記憶して犬友達になったり、誰かに懐いたりするので過去の出来事をすべて忘れているわけではないですが、人間のように過去を悔やんだり見えない未来を想像して不安になるようなことはないはず。今を楽しく一生懸命生きてる姿が美しいと思います。
3.食の大切さ
「食べることは生きること」これは犬も人間も同じですよね。そして可能な限り良い食材を美味しくいただくのが健康的な日々の生活にも繋がるはず。
犬は食べることが大好きです。用意したご飯も勢いよく美味しそうに食べてくれますよね。もちろん犬は早食いなので味わっているかと言われれば微妙ですが美味しいご飯の香りを楽しみながら食しているのは間違いないです。
人は忙しいとなかなか食事を楽しむ余裕がなくなりますが、愛犬の食事風景を見ていると自分もしっかり食を楽しもうと感じます。
4.ステータスを気にしない
犬はステータスを気にしません。他の犬と自分を比べるようなことはしないのです。高い洋服を着ているかどうかなんて犬にはわからないし、旅行に行ったことがない犬はずっと旅行を知らないままなので「旅行に行きたい!」なんて思うはずがありません。
色んな場所に愛犬とお出掛けするのは楽しいことですし、可愛い洋服を着せたら飼い主さんのテンションも上がると思います。
しかしご家庭の事情でそうそう旅行や遠出ができないこともあるでしょうし、洋服は機能性を満たした着心地の良いもので十分です。
人はどうしても社会的地位を気にして他人と比較しまいがち。犬のように自分自身を唯一無二の世界中でたったひとつの存在として自信をもって人生をおくれると良いですよね。
5.愛情を素直に伝えること
犬の愛情表現は凄くストレート。ずっと顔を舐めてくれたり、出先から戻ったときは耳をペッタンこに倒して「おかえりなさい」と甘えてきます。
人は大切な相手に対して照れくささから、なかなか愛情表現ってできませんよね。いつなにが起こるかわからない世の中です。たまには愛犬を見習って大切な人に感謝の気持ちや愛情を伝えてみるのも良いことではないでしょうか。
まとめ
犬が持つ感情は人が持つ感情と大きな差はないのですが、やはり犬の感情はいたってシンプルでストレート。
犬の深い愛情や優しさ、全力で生きる姿もとても尊いものだと思います。そんな愛犬の存在に心が救われている飼い主さんも少ないないはず。
愛犬から学び、愛犬から信頼されるような関係を保てるといいですね。