愛犬のためのおすすめ健康チェック法6選!予防こそ最善の治療

愛犬のためのおすすめ健康チェック法6選!予防こそ最善の治療

犬は体に違和感を感じていても隠してしまったり、飼い主に教えようとしないことも多いです。そのため、気付いた時には症状が進行し、末期だったというケースは少なくありません。病気は早期発見・治療が重要です。日々の健康チェックで予防と早期発見に努めましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の病気は進行が早い…日々の観察で早期発見を!

愛犬と戯れる女性

犬は自身の体調が悪いと感じても言葉で伝えることができません。また、もともと野生動物として暮らしていた頃の名残もあり、体調不良を隠そうとする犬も多いです。

そのため、飼い主が異変に気付き病院へ連れて行った時には、すでに病状が進行し末期だった…というケースも珍しくありません。

犬の体調不良や病気に気付くのは簡単なことではありません。しかし、毎日触れ合う中で意識的に健康チェックを行うことで、病気の前兆に気づき予防することができたり、病気になっていても早期発見し、早期治療に繋げられる可能性が高くなります。

犬の病気に気づき、治療してあげられるのは他でもない飼い主です。毎日の健康チェックで、愛犬の病気を早期発見・治療できるようにしましょう。

愛犬のためのおすすめ健康チェック法6選

犬の耳を観察する男性

では、ご家庭でできる健康チェックにはどのような方法があるのでしょうか。以下のような異常がないかを確認するだけでも普段の愛犬との異変に気付きやすくなるので、ぜひ毎日実施してください。

1.耳の匂いや傷、腫れがないかを確認

耳から異臭がしたり、傷や腫れが見られる場合、外耳炎になっている可能性があります。外耳炎は発見次第、すぐに治療を開始することで比較的早く完治させることができる病気なので、早期発見、早期治療が大切です。

外耳炎は、放置してしまうと中耳炎や内耳炎につながり、最悪の場合、鼓膜が破れてしまい聴力障害に発展することもあります。

耳に明らかな異常が認められた場合、そのまま放置せず、なるべく早くかかりつけの動物病院へ連れて行きましょう。

2.目が赤くなっていたり濁っている

ルーペを覗くチワワ

目の色にも注意が必要です。毎日見ている愛犬の目ですが、ふと「なんだかいつもより赤く充血している気がする」「なんだか白く濁ってる?」と感じた場合、なんらかの異常が発生している可能性があります。

目が充血している場合、結膜炎や角膜炎、流涙症などの病気が考えられます。早く治療することで完治できる病気ですし、何より犬が不快感を感じているはずなので、早期治療に繋げましょう。

また、目が白く濁っていると感じた場合は、白内障の可能性があります。年齢を重ねることで白内障のリスクは高まり進行に伴い、やがて目が見えなくなってしまいます。

白内障になってしまうと視力を回復することはできませんが、進行を遅らせることが可能です。少しでも健康寿命を延ばすために、早期発見、早期治療が重要となります。

3.眼球が飛び出しているように見える

以前に比べて眼球が飛び出しているように見えると思ったら、すぐに病院へ連れて行ってください。眼球が飛び出す症状は、緑内障でよく見られる症状の1つです。緑内障は、一晩で失明するケースも報告されるため、発見次第、すぐに治療を開始する必要があります。

緑内障も白内障と同じく一度発症してしまうと、その後回復することは難しく、進行を遅らせる処置がとられます。少しでも長く愛犬の目の健康を維持するためにも、早期発見が鍵となります。

4.口から明らかに異常な匂いがする

犬の口

犬の多くが歯周病を患っていると言われていますが、明らかに口臭がひどくなっている場合は、一度病院で診てもらう必要があります。

歯周病は放置しておくと、そのまま他の部位へと影響をもたらし、別の病気を併発する恐れがあります。早期発見、早期治療によって完治させることが可能なので、口臭が気になりだしたら歯に特化した病院で診てもらうことをお勧めします。

また、明らかに異常な便のような匂いが口から臭う場合は、肝臓や腎臓、腸に異常をきたしている可能性があります。内臓に異常が生じているため、匂いが逆流しているのです。この場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談し、検査などを実施してください。

5.お腹が普段よりも膨らんでいる

愛犬のお腹を触った際、普段と比べてお腹が膨らんでいると感じた際、食べ過ぎなどの原因が考えられない場合は、胃拡張胃捻転症候群の可能性があるため、早急にかかりつけの動物病院に相談が必要です。

胃拡張胃捻転症候群は進行が早く、早い場合は数時間で死に至る危険性もあります。特に大型犬によく見られることが多いとされていますが、小型犬、中型犬でも可能性がある病気です。

他にも腹腔内腫瘍、メスの場合は子宮蓄膿症や子宮水腫が考えられます。どの病気も早期発見、治療が重要となってくるため、気付いた時にはすぐにかかりつけの動物病院で診察してもらいましょう。

6.おしっこやうんちの色は毎日チェック

最後に、毎日犬が排泄したおしっこやうんちの色は、必ずチェックしてください。うんちに関しては、硬さなども確認しましょう。

排泄物は、その犬の現在の健康状態を表すバロメーターとなります。明らかに色がおかしい場合、血尿やヘモグロビン尿、ビリルビン尿などの病気が考えられます。他にも前立腺の病気や中毒症状など、おしっこやうんちの色で様々な病気の可能性を早期発見できます。

愛犬のおしっこは、ペットシーツの上などで確認することができるので、もしも異常が見られたら、おしっこをしたトイレシーツも獣医さんに確認してもらいましょう。

まとめ

獣医師と犬

毎日愛犬と過ごしていると、ちょっとした変化に気づく飼い主さんも多いでしょう。明らかに異常な様子や症状を見せるときは、何らかの病気が関係している可能性が高いです。

迷わずかかりつけの動物病院に相談し、診察、場合によっては検査を実施してもらいましょう。

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