犬が散歩を嫌がる理由
まず犬が散歩を嫌がる理由を知っておきましょう。
犬が散歩を嫌がるのは、以下のような理由があります。
- 外の音が怖い
- 知らない人や犬に出会うのが怖い
- 以前、散歩中に怖い思いをした
- 首輪が苦しい
- ケガをしている
- 体調が悪い
- 老化が進んでいる
犬が散歩を嫌がるのは、感情的な原因だけではなく身体的な原因も考えられます。
普段からよく愛犬を観察し、散歩を嫌がる原因を解消するための対策をとることが大切です。
犬が散歩を嫌がっているときのサイン3選
1.その場から動かない
犬を散歩に連れて行こうとしても、その場から動こうとしないときは嫌がっているサインです。
また、外に連れ出しても道端で座り込んで動かないのも「これ以上先に進みたくない」という気持ちの表れかもしれません。
もしくは、体調不良やケガで歩きたくても歩けない状態の可能性も考えられます。
散歩以外のシーンでも歩きづらそうにしている様子などがみられたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。
2.すぐに帰りたがる
散歩に連れていっても、すぐに家の方向に帰ろうとするのも嫌がっているサインです。すぐに帰ろうとするのは、散歩のルートに苦手なものがあるのかもしれません。
たとえば、よく吠える犬や工事現場の大きな機械音など以前散歩中に怖いと感じたものを覚えていてすぐに帰りたがっている可能性があります。
3.隠れる
散歩に行くためにリードをつけようとすると、嫌がって隠れる犬もいます。
犬が隠れるのは、飼い主にかまってほしいという気持ちもありますが体調不良や恐怖心を抱えている可能性も。
わがままだと思い無理に連れて行こうとする前に、愛犬の様子をしっかり確認してあげてくださいね。
愛犬が散歩を嫌がるときの対処法
散歩コースを変えてみる
いつも特定の場所で座り込んでしまったり、特定の犬や音を怖がっているようであれば散歩コースを変えてみましょう。
恐怖の対象から離れられると犬も「怖いものがなくなった!」と安心し、元気に散歩を楽しんでくれるようになるはずです。
首輪のサイズを確認してみる
首輪のサイズがあっておらず、リードで引っ張られると痛みを感じ嫌がっている可能性もあります。
歳をとったり成長で体格が変わることもあるので、首輪を長く変えていない場合は一度サイズがきちんと合っているかを確認してみてください。
おやつを使う
散歩を嫌がる犬におやつを使うのも有効な手段のひとつです。愛犬の好きなおやつを見せながら散歩に誘い出しましょう。
外に出られたり散歩中しっかり進められたら、ご褒美としておやつをあげてみてください。続けていると、散歩に行けばおやつが貰えると覚えてくれます。
ただしおやつをあげすぎると、肥満になってしまうので注意が必要です。散歩を極端に嫌がらなくなったら少しずつおやつをあげる回数を減らすなど、調整しながらうまくおやつを利用してみてくださいね。
まとめ
犬が散歩を嫌がっているサインをご紹介しました。愛犬に当てはまるものはありましたか?
いままでは散歩が大好きだったのに突然嫌がるようになったときは、最近の散歩で何かトラウマになるような出来事がなかったか振り返ってみてください。
その他にも、病気やケガをしている可能性もあります。散歩以外にも常に元気がない様子であれば、動物病院で診てもらうことをおすすめします。