️トイレシーツの性能を知る
犬がいるご家庭では、毎日の必需品となるのがトイレシーツです。トイレシーツには吸水ポリマーが含まれており、犬のおしっこを吸収してくれます。
数あるトイレシーツの中で留意したいポイントは、「吸水力」「耐久性」「消臭性」「価格」の4点。
犬の体の大きさに合わせたサイズ、交換頻度に合わせた厚さを選びましょう。
サイズ
- レギュラー:超小型犬〜小型犬向け
- ワイド:小型犬〜中型犬向け
- スーパーワイド:大型犬〜超大型犬向け
厚さ
- 薄型:おしっこ1回分。1枚あたりの単価が安い
- 厚型:おしっこ3回分。吸収力が高い
消臭機能
- カーボンタイプ:炭の力で消臭
- デオドラントタイプ:芳香剤を配合
次からは、犬のトイレ以外でのトイレシーツの活用法をご紹介していきます。
️トイレシーツの活用術
1.冷蔵庫内の汚れ防止
調味料の液だれは、冷蔵庫内のドアポケットにこびりつくと、取りにくく厄介な汚れです。
冷蔵庫のベタベタ汚れを防ぐには、小さく切ったトイレシーツをドアポケットに敷いてみてください。野菜室に敷くと、結露対策にも使えます。
2.ゴミ箱の消臭
ゴミ箱を開け閉めする際の臭い、夏場は特に気になりますよね。生ゴミなら尚更です。
トイレシーツをゴミ箱の底に敷いておけば、万が一ゴミ袋に穴が開いてしまっても大丈夫!ゴミから出る水分と悪臭をトイレシーツが吸収してくれます。
3.油の吸い取り
揚げ物に使った大量の油、捨てようとするとなかなか大変ですよね…。凝固剤で固める、クッキングペーパーや新聞紙で吸い取るなど、皆さん各々工夫されているのではないかと思います。
トイレシーツは油も吸い取る優れものなので、後始末の一手間を助けてくれます。油はしっかり冷ますこと、水を吸収させることで自然発火を防ぎます。
4.猫の嘔吐物の掃除
猫は綺麗好きで、毎日毛づくろいをする習慣があります。飲み込んだ被毛は体内で消化されません。時々、口から毛玉を吐き出すのはそのためです。
毛玉は胃液と共に吐き出されるので、トイレシーツで拭き取ると便利です。
️猫用トイレにもトイレシーツ?
猫用トイレといえば、「猫砂」を連想する方がほとんどではないでしょうか。
確かに猫砂を使う猫用トイレはありますが、専用チップとトイレシーツを併用する「システムトイレ」をご存知でしょうか。
システムトイレは二層式の構造となっています。
チップがおしっこのニオイを吸収してくれますが、通常の猫砂のように固まらないので、おしっこの度に交換しなくて済む設計になっています。
下部のトレーに設置したトイレシーツを週1回取り替えれば良いので、お掃除が楽になります。
システムトイレ専用のトイレシーツは、少々お値段が高めに設定されています。コスパを重視する方は、犬用のトイレシーツで代用してみませんか?
️まとめ
トイレシーツはペットショップだけでなく、ドラッグストアやホームセンターで購入できます。
犬を飼っていないご家庭でも、常備していると、アイディア次第で活用の幅は更に広がります。
吸水ポリマーは紙おむつや非常用の簡易トイレにも使われており、吸水性の高さは立証されています。
水を吸収すると膨張する特性があるので、トイレには流さないようご注意ください。