犬が飼い主と再会した時に見せる反応7選
仕事から帰宅した時に愛犬が「待っていたよ♡」とばかりに大歓迎してくれると、1日の疲れが吹き飛びますよね。
時々ニュースでも「行方不明になっていた犬と涙の再会」などで飼い主さんと犬が抱き合う感動的なシーンが紹介されたりしますが、久々に実家へ帰省する人も犬の反応が気になったりするものです。
しっぽを振って出迎えてくれると思いきや、そっけない反応を見せられるとガッカリしてしまいますね。
ただ、犬がいつもと違うボディランゲージを見せる時は「なぜ?」と原因を考えた方が良さそうです。
あなたの愛犬は再会した時にどんな反応を見せますか?
1.しっぽを激しく振る
しっぽをこれでもか!と激しく振る犬は、飼い主さんとの再会が嬉しくてたまらない気持ちを表しています。
興奮状態にある犬は嬉しくても警戒していてもしっぽを振りますが、嬉しい場合は伏せをしてお尻を高く上げたまましっぽを振って見せるのが特徴です。
ちょっとした外出から帰宅しただけでも、「待っていたよ!」とばかりにしっぽを振って出迎えてくれると嬉しいですよね。
2.においを嗅ぎ回る
再会するたびに「クンクン…」とにおいを嗅が回る愛犬に戸惑う、という飼い主さんも多いのでは?においは犬にとって情報源であるため、まるで新聞を読むように嗅ぎたくなるのです。
そして犬は好意的な相手のにおいを嗅ぐ、という習性があるので、決して臭いから嗅ぎ回る訳ではありません。「大好きな飼い主さんは外で何をしてきたの?」と情報を集めているのです。
しつこく嗅いでくる犬を邪険にせず、思う存分嗅がせてあげてください。
3.しっぽを垂れ下げて見つめる
久々の感動の再会!と思いきや、犬がしっぽを垂れ下げて警戒したように見つめてくると飼い主さんとしては少しショックかもしれません。
しばらくして思い出したようにしっぽをフリフリして歓迎してくれたなら、特に問題はないでしょう。
シニア期の犬は目・耳・鼻が衰えてしまうため、相手を認識するまで時間がかかったり、認識できないこともあるので観察をしてみてください。
ただ、時間が経っても犬に警戒される場合は老化や飼い主さんとの関係性に問題がある可能性があります。
4.吠える
「ただいま」という声に反応をして「ワンワン!」と吠える犬もたくさんいます。これを「帰宅吠え」とも呼びますが、興奮状態になると吠えてしまう吠えぐせが付いてしまっています。
おそらく犬が吠えている時に頭を撫でられたり、おやつをもらったなどの経験から「吠えると良いことがある」と覚えてしまったのでしょう。
犬からの要求吠えにお困りなら、吠えられても反応をしないことが大切です。
興奮状態が冷めるのを待ってから、愛犬と思う存分スキンシップしてください。
5.走り回る
帰宅するたびに犬が走り回ると、飼い主さんとしては嬉しいものの、手に追えずに困ってしまうものですね。
中には興奮のあまり嬉ションをしてしまったり、暴走をしてケガをしたり物を壊してしまうこともあるでしょう。
犬の愛情表現であるのは確かですが、1つ前の要求吠えと同じく、犬の興奮を落ち着かせることが大切です。
日頃から「待て」「おすわり」を覚えさせて、実行できるようにすることをおすすめします。
6.噛みついてくる
犬が再会するたびに甘噛みしてくる場合は、噛み癖をやめさせる必要があります。
歯が生え変わる時期に起こりやすいですが、噛み癖を許容してしまうと成犬になっても興奮するたびに噛み付くようになるためとても心配です。
また、甘噛みではなく本気で噛みついてくる犬もいます。犬が威嚇しながら噛み付いてくる場合は、犬と飼い主さんの関係がうまくいっていない可能性が高いです。
老犬であれば認知症の疑いがあり、ストレスや病気が原因で噛むこともあります。急に噛み付くようになった場合は原因を追求をすることが大切です。
7.無視する
愛犬と再会したのに無視されるとガッカリしてしまいますね。久々の再会なのに犬から塩対応を受けると寂しくなるかもしれません。
色々な犬がいるので威嚇されない限り、嫌いになった訳ではないでしょう。中には帰宅した飼い主さんをチラ見するだけ、耳だけ動かして愛情表現を見せる犬もいます。
むしろ長年連れ添ったパートナーとして認識しているのでしょう。良好な信頼関係が築かれているのでご安心ください。
ただ中には、少し期間を空けてしまうと飼い主さんを忘れてしまう犬もいます。
少し残念ではありますが、飼い主さんが居ない期間、ほかの人や家族に可愛がられていることも意味するのであまり気を落とさないでくださいね。
まとめ
愛犬を留守番させて仕事へ行く飼い主さん、実家から出てしばらく会えない状態が続いた飼い主さん、それぞれ愛犬との再会はとても楽しみなはずです。
もし思っていたものとは違う反応を愛犬が見せてきても、あまり気に留めない方がいいでしょう。
ぜひ犬のボディランゲージをよく観察をして、コミュニケーションを見直したり、犬との信頼関係をより深める機会にしてください。