「犬を飼うってステキですか?」を知っていますか?
みなさんは、東京都の動物愛護読本『犬を飼うってステキですか?』をご存知ですか?
正直私も知らなかったです。(我が家には6歳の小型犬がいます)今はネットからPDFでも読めるので、ぜひ読んでみてください。下記リンクからダウンロードできます。
「かわいい」だけで犬は飼えないという事実
身に覚えがあることで心が痛みました
実家では小学校の頃、まさにこの本の子供と同様、「犬が飼いたい!」「絶対面倒みるから!」「お母さんには迷惑かけないし、散歩も毎日ちゃんと行くから!」と言って、近所で生まれた雑種犬の一番気の弱い子を譲ってもらい飼うことができました。
その犬は元気で走り回る犬だったことからランニングの「ラン」という名前をつけました。最初、我が家にきたときは本当にうれしくて毎日毎日遊び、散歩もちゃんといき、約束通り面倒をみました。
中学校になると部活が忙しく面倒が見られなくなる日々
中学校に入ると、スパルタなバレーボール部で、朝練と夕練、さらに土日は練習試合と部活三昧の日々。
さらに県大会で優勝するレベルの部だったので、部活が忙しく、そのうちランのことをおざなりに。もうほとんど気にもとめなくなってしまいました。もちろん母親が面倒はみていてくれたのですが。
昔は今のようにインターネットも普及していなく、また室内犬という文化より外犬という文化が主流だったような気がします。ペットブームの前だったので、どこの家庭も知識が全然ないまま飼っていましたね。
我が家も、知識もなく飼っていたうちのひとつです。(ひどい飼い主ですね、本当に)
想い出をあまり残してあげられませんでした
高校生になり、かなり時間的にゆとりができた私は、やっとランのことを見るようになりました。<しかし、ランは元気はなく、毎日寝てばかり。年齢の割にはかなり元気がなかったように思います。
そのときにやっと、あまり面倒を見なかったことを激しく後悔しました。「ごめんね、いままで本当にごめんね」とギュッとしました。
いままでの時間を埋めるかのようにそれからは早めに帰ってランと遊ぶ。たくさんの時間を費やしてきました。お風呂でシャンプーをしてあげたり、お散歩をしたり。
トリミングという文化もあまりなかったのでカットをしたりも。いろいろな時間を凝縮してランに注ぎました。
今更遅いよ・・・
ランはそう思っていたのかもしれません。それから数年後、天国に。「ありがとう。」ではなく、最後に「ごめんね。」しか言えなかったあのときを思い出すと、いまでも胸が締め付けられます。
「本当にごめんね。」
まとめ
これから飼う人に対して、読んでほしいという本ですが、いままさに飼っている人にも読んでほしい。そう強く感じる本です。
理想通りの生活ができないことを想像してほしい
なんでもそうですよね、手に入れるまではあらゆる想像をするものです。それはもちろんいい想像なのです。幸せな絵しか頭の中には描かれていないものなのです。気持ちはわかります。
一歩進む前に一度一歩下がってみる
この本はそう語りかけてくれます。これから飼う人は、本当に最後まで飼うことをやめずに、犬との生活を楽しめるか。ちょっと待ったで考えさせてくれます。
それは冷たいことではなく、犬にとっても良いことだと思いますよ。私はすでに飼っていますが、この本をよんで「そうそう!」「わかるわかる」「あるある!」とうなづきっぱなしでした。
うちの子もやんちゃでまったく賢くはありませんが、そこがまたかわいいのです。
マイナスがプラスに
犬の特権でしょうか。マイナスな部分がまたキュートで愛おしくなるものなのです。
完璧な人間なんていないように、犬もこちらがどんなに教えたり、ときにはスクールにいれたりしても完璧な犬なんていません。
犬のひとつひとつの行動にはすべてちゃんと意味があり、メッセージがあるのです。そこもちゃんとお互い思いあえばきっと楽しい生活が送れます。
うちの犬は、とにかくこっちの感情を読むことに優れていて、私が悲しいと、元気がなく、私がうれしいと尻尾をフリフリしたり。
精神的に一度だめだったときがあり、その頃の写真を見返すとうちの子も痩せていたりして・・・一心同体なんだな。と感じました。(今は私も犬も健康体です)
犬を飼うってステキです!あなたがステキな人ならね
本当にそのとおりです。あなた次第です。ただ本当にステキだし、日々充実しているのも愛犬のおかげだと今は胸を張って言えます。
こちらがたくさんの愛情を注ぐ以上に愛犬からたくさんの愛情をもらっています。ステキですよ。
ユーザーのコメント
30代 女性 ミニー
30代 女性 asami
だから、犬は私の心強い味方です。うちの子と出逢えて本当によかったです。
40代 女性 さくら
40代 女性 MAKI
40代 女性 feel tone
40代 女性 momo
40代 女性 ぱん
わたしも仕事でいじめられてた時や悲しいことがあった時、いつも泣きながら犬に聞いてもらってました。
わたしが犬の面倒を見るより、断然犬がわたしの面倒を見てた部分が多いと思います。
みなさん同じことを思うのかもしれませんが、今思うともっともっと色々なことを一緒にしてあげればよかったと後悔ばかりです。
しかし犬を飼うってとても責任がいることです。
ひとつの命を面倒みるのですから、大変なのは当たり前なのですけどね。
犬中心の生活になりがちですが、それを生活の一部として一緒に楽しむのがいいと思います。
きっと犬は飼い主さんを笑わせてくれたり、心配したりしてくれて、一番の友達になれると思います。犬って素敵ですね!
30代 女性 カブレラ
女性 Ludy
すべてがワンコ中心の生活になりましたが、私達夫婦にまったく不満はありません。
もう我が家のワンコも10歳になります。介護されるワンコにならないように、毎日の散歩、新しい刺激を与えてやることを一番に考えてます。幸いにまったく手のかからないワンコに育ってくれたので、これからは元気に健康な老犬生活をエンジョイしてもらえるように頑張ります。
女性 たこ
20代 女性 といぷーだいすき