やけどや熱中症に要注意!犬との『夏の散歩』で気を付けたい6つのこと

やけどや熱中症に要注意!犬との『夏の散歩』で気を付けたい6つのこと

『犬との夏の散歩で気を付けたいこと』についてまとめました。お散歩に出る前に気温や湿度を確認し、地面に手で触れてみてください。太陽光を吸収し高温になりやすいアスファルトにご注意ください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

夏の犬との散歩で気を付けたいこと

砂浜を歩くフレブル

1.肉球のやけど

夏のアスファルトは表面温度が60℃を超えることがあります。靴を履いて歩く飼い主には分かりづらいでしょう。素足で歩く犬が肉球をやけどしてしまうほどの高温です。

夏はお散歩に出る前に地面を手で触れてみてください。太陽が沈んだ後もしばらくは高温のままです。熱いと感じたら犬を歩かせてはいけません。

芝生や土の上を歩かせる、日陰のみを歩かせるなど対処するとよいでしょう。

2.熱中症

夏の日中に犬をお散歩させると、熱中症のリスクが高いことはご存じのことと思います。

早朝や夜のお散歩なら熱中症にならないというわけでもありません。気温22℃、湿度60%を超えると、犬は熱中症になりやすいとされています。

夏のお散歩は早朝や夜が最適ですが、熱中症にならない程度にしなければなりません。パンティングが激しくなる前に帰宅しましょう。

帰宅後は十分な水分補給をさせ、保冷剤や冷房などを使用して体を冷やしてあげましょう。

3.寄生虫

寄生虫予防は一年を通して必要だと言えますが、夏は寄生虫が繁殖力を増す季節です。

蚊が媒介するフィラリア症、ノミの寄生、マダニの寄生は予防薬で対処できます。

犬との夏のお散歩では、次のようなことにご注意ください。

  • ノミが寄生する野良猫に近づかない
  • マダニが生息する草むらに入らない
  • 予防していない犬と交流しない

愛犬には必ず予防薬を投与してあげてください。市販されているノミ取りシャンプーやノミ除け首輪では予防も駆除もできません。

必ず獣医師の診察を受け、愛犬に適した予防薬を処方してもらってください。

4.皮膚炎(皮膚ガン)

丸いサングラスをかけたチワワ

紫外線は犬の皮膚にも影響を及ぼします。夏のお散歩で皮膚に強い紫外線を浴び続けると、皮膚炎や皮膚ガンなどのリスクが高まる恐れがあります。

被毛が長い犬は紫外線が皮膚まで届きにくくなります。サマーカットもある程度の長さを残しておく方が良いかもしれません。

日差しを浴びなければ大丈夫というわけではありません。曇りの日や雨の日の紫外線にも注意が必要です。

国土交通省(気象庁)の公式ホームページで発表される紫外線量を参考に、お散歩する時間を決めてはいかがでしょうか。

5.白内障

紫外線は犬の目にも影響を及ぼします。夏のお散歩で目に強い紫外線を浴び続けると、白内障など目の病気のリスクが高まる恐れがあります。

すでになんらかの目の病気や白内障の治療中である場合、紫外線の影響によって悪化させてしまうことや失明してしまう恐れがあります。

紫外線の強い時間帯の夏のお散歩は避けた方がよいです。

6.夜間の交通事故や不審者

日差しや高温を避けて夜間のお散歩をする時は、交通事故や不審者に十分にご注意ください。飼い主は反射板を身に着けたりライトを持って歩きましょう。

犬の首輪やハーネスやリードにも「反射機能」が備わったものや光るものがあります。

夏の夜間は不審者や変質者が増えるとされています。愛犬と一緒だからと安心せず、ひとりではなく家族や友人や犬仲間を誘ってお散歩するようにしましょう。万が一の時のために必ず携帯電話を持って出ましょう。

まとめ

水遊びをする犬

夏の犬との散歩で気を付けたいことを6つ解説しました。

  • 肉球のやけど
  • 熱中症
  • 寄生虫
  • 皮膚炎(皮膚ガン)
  • 白内障
  • 夜間の交通事故や不審者

日中の高温になったアスファルトの上を犬がお散歩すると肉球をやけどします。地面が冷たくなる早朝のお散歩が、飼い主にも愛犬にも快適です。

早朝や夜間であっても、犬は気温や湿度の高さから熱中症になりやすいです。犬の熱中症の適切な対処法も確認しておきましょう。

運動が必要な場合には、冷房で管理された室内ドッグランを利用するのはいかがでしょうか。

外に出なければ排泄ができない場合、短時間でお散歩を済ませるようにしましょう。

快適に安全にお散歩を楽しめる季節が待ち遠しくなりますね。飼い主の皆さんも夏バテや熱中症に気をつけてくださいね。

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